ツイキャスさんがすごかった。
先日、日本広報学会のソーシャルメディア広報研究部会の一環で、モイ株式会社のツイキャスのお話を伺いました。(会場はシックス・アパート株式会社)
なんと、日本の学生のうち三分の一がツイキャスのユーザーだとか。
iPhoneがバージョンアップし、自撮りのできるカメラがついたタイミングから、ユーザー層が変化し、女子高生が自分のメイクの過程を中継する(メイクCASというのだそうです)など、ユニークな使い方が広まり始めたそうです。
企業がセミナーを中継するUstreamなどとは全く違う方向に進化しているのですね。モバイルファーストということで、ニコ生とも差別化が図られているようです。
CAS主(キャスヌシ)さんが、番組を始める時に、それをお知らせすると、通知を希望している方にプッシュ通知が送られる仕組みもあります。数十万人もそういった登録者のいるCAS主さんもいるそうです。
同社ディレクターの藤川真一さんの「2000年代は文章の書けるブロガーの時代だった。これからは動画の時代。自分のトークがうまく出来る人の時代だと思う」というような発言が印象に残りました。(ちょっとニュアンスが違っていたらすみません)
動画ネイティブ世代の、何気ない日常の発信が本当にユニークです。
自分の反省として、ネットで有名でなおかつ自分がfacebookでつながっている、一部の先進的な人が見ているサービスにばかり目が向いてしまっていました。若年層で支持されているツイキャスを追いかけきれていませんでした。非常に良い勉強になりました。(余談ですが、Facebookでもっといろいろな人をフォローすることにしました&日経電子版ももう少し時間を作ってじっくり読むようにしました&スマートニュースを読む時間も増やしました)
日本広報学会のソーシャルメディア広報研究部会では、毎月のようにゲストの方をお招きして、少人数で勉強会をしております(先月はPinterestさんでした)。ご興味ある方は是非。