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結局のところ、迷惑メール防止法は機能しなかったようですね

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以前ブログでも取り上げた、迷惑メール防止法。昨年12月1日からの施行です。
具体的にはオプトアウト(あとで解除してもらう)を想定して宣伝メルマガをいきなり送信するのはNGとなり、まずはオプトイン(先に了承をもらう)ありきになりました。

ところが、これを守っている会社がほとんどないようなのです。

相変わらず、名刺交換をしたら、あらゆる企業から大量にメルマガが送られてきます。

セミナー案内が特に多いです。

そしてつい先日、このようなメールが。
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>このメールはこれまで弊社サイトにご登録いただいた方、

>名刺交換させていただいた方、

>サービスをご利用中のお客様に配信しております。ご関心のありそうな方へ、
>ぜひご転送下さい。
>*本メールマガジンの配信解除の方法は、文末にあります。
(以下略)
--------------------------------------------

送り先は、私の会社の個人アドレスで、
送信元は超有名大手SaaS(クラウド)ベンダさんでした。
名刺交換もしていないですし、サービスも利用していません。
(元上司が転職しましたけど)
どこでアドレスを入手したのだろうかというのも気持ち悪いですし、それはさておき、

このような「オプトアウト」ありきのメール広告は、12月から違反なはずなのです。

でも、同社だけでなく、他も守っていないところばかりです。
大手企業も守らないとなると、やはり、なし崩し的に、意味のない法律
になってしまうのかもしれませんね。

そういえば、未承諾広告は、以前は「未承諾広告」とサブジェクトに表記せよというのが
あったかと思うのですが、いつの間にか効力がなくなっていたように思います。

結局のところ、迷惑メールは、自分でひとつづつ削除していくか、

セミナー登録やメルマガ登録、不特定多数との名刺交換では
「普段使わない捨てアドレス」を記入するという自己防衛方法が
必要になってくるのかも知れませんね。

*本記事に、特定の企業を非難するという意図はありません。誤解のないようにお願いいたします。

*9時57分、一部修正いたしました。

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