大学での講義、そして意思表示
今は大学で来年の講師について確認などを行っている時期だと思います。そのせいか、ほかのブロガーさんのところでも大学ネタなどが先日出ていましたが、私も今年に引き続き来年も某大にて、講義をさせていただくことになりました。科目は情報リテラシーです。私の教員免許は英語(中学、高校1種)ですが、大学で教えるには教員免許は不要です。
「私も大学の非常勤講師をやりたいのですが、どうやって見つけたのですか?」という質問をよく受けるので、私が非常勤講師をやることなった経緯を書いておきたいと思います。
ずばり、先輩の紹介です。修士のときの先輩と某勉強会で久しぶりにお会いしたときに「私、講師やってみたいんです」と言ったら、先輩のところに講師の求人が来たときに、私に教えてくださったのでした。そこから書類選考など、正規の手続きを経て、決まりました。
非常勤講師は公募をしていない場合が多いので、なるべく多くの知人・友人に「私はやりたいと思っている」と意思表示をしておくことが大事なのではないかと思っています。もし、勉強会のときに先輩に言っていなければ私は求人も知らず、講師をすることなどできなかったと思います。
私の大学院の同期のある女性は、非常勤やりたいと皆に言っていたら、空きがあるとやはり友人から連絡があり、それを足がかりに非常勤の数を増やし、その後たった3年で大学の准教授になってしまいました。
そしてこの「意思表示」が、他の場面でも大事な気がしています。以前やっていた月刊誌の連載も「やってみたいんだよねー」と言う話をしていたら友人から「加藤さん、●●って連載が終わるから、編集長が次の人を探してたよ」と言われて、すぐに連絡を取ったら某月刊誌の連載が決まり、2年ほどさせていただきました。当初は単発での執筆の予定だったのです。
そんなわけで、最近は「海外出張したい!」「素敵な人と知り合いたい!」「本を出したい!」などと言いつづけています(笑)。
あれ?でもここまで書いて思ったのですが、意思表示のせいではなく、もしかして単に周りの人間関係に恵まれているだけなのかもしれませんね。