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3年前とはもう違う!成功・失敗体験が邪魔するマーコム

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先日、某クライアントとマーケティングアクティビティの話になりました。今年の戦略に則って具体的なアクションについての話をしていたのですが、その方いわく「加藤さん、これ(ある活動)は3年前にやって、効果がなかったのです。なので、今回は何かまた違う方法でやりたいのです」とのこと。

でも、ちょっと待ってください。方法論的な話は、古くならずに通じるものも多くありますけど、具体的なアクションって3年、いや1年くらいでお客様の反応は大きく変わっているはずなのです。

3年前には効果がなかったウェビナー、3年前には効果のあったペイドパブなども、お客様の反応が大きく変わったものの例に挙げられそうです。(注:あくまでも例であり、今ウェビナーが効果があるとか、ペイドパブはもうだめとか言っているわけではありません)

10年くらい前は資料請求の主流だった、雑誌広告の資料請求も、いつの間にかなくなっています。

Googleのアドワーズ広告なども、数年前にはなかったものですし、とにかく、どこかにお金を出して何かのマーコム活動をしようと思ったら、「以前やったけど駄目だった」と決め付ける前に、それがいつだったのかをまず考えることは必要ではないかと感じました。逆に「昔やって、すごく効果があったからまたやります」というのも同様です。今は今、昔は昔なのですよね。

先日某社のマーケティングディレクタと情報交換をさせていただいたときにも、似たような話が出ました。現場のスタッフが「これは昔やって効果なかったんでやりません」と言うそうです。

そういう私も「これって昔効果あったよなー」「これって駄目だよなー」とかなり古い体験をもとに考えてしまうこともしばしばあります。

予算の制約などもあり、なかなか新しい取り組みは承認も得づらいですし大変だと思いますが、せっかく「マーコム」をやるのでしたら、新たな取り組みをどんどんしていくと楽しそうですよね。そんなことを思いました。

ところで、何か新しくておもしろいLead Generation活動はないでしょうかね?今いろいろと思案中です。

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