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要領の悪い私?

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数年前、某ナスダック上場企業の日本法人にマーケティングマネジャー(広報マネジャー兼務)として勤務していたときのことです。

お世話になった元上司(某外資系執行役員)などとの懇親会が予定されていたある日、帰ろうとしていたら電話がかかってきました。

なんと、超人気の某経営層向けのIT誌の編集記者さんで「加藤さん、今スペースが少し空いているので、よい事例ネタがあれば、これからご準備いただければ掲載できそうなんですが」とのこと。

記者さんから載せてあげますよ、みたいなお話をいただけるなんてとても嬉しかったこともあり、しかも、超有名な媒体だったので、一生懸命残業して、ネタを準備しました。もちろん、記者の方がそういう相談とか話を持ちかけてくれるような信頼関係が築けたということも、とても嬉しく感じました。

(ちなみに、急に何かネタが必要になっても、誰にでも相談できるわけじゃないのは、元記者としてすごく感じていました。こわーいPR担当者だと絶対に相談できなかったりしたので・・・)

そして、当然のことながら、懇親会には遅刻してしまったのです。

でも、誇らしげに、元上司に「実は、出ようとしていたら電話が来て・・・。○○にうちの会社の記事が出そうです!」と遅れた理由を説明したのでした。

すると、返って来た言葉は私が予測していたものと大きく違っていました。

「相変わらず、要領悪いよね・・・。そんなの、『時間ないから対応できません』って言って電話切るよ、普通」

という台詞だったのでした・・・・

でも、結局、いい記事が出て、まあ、私は要領が悪いかもしれないけど、いいやと思ったのでした。

そんなわけで、今でも、少し要領の悪いPR活動をしている私ですが、こんなときはどう対処するのが一番よいのでしょうね・・・

この話を数人の方にしてみましたが、皆さんそれぞれ反応が違い、参考になります。

(もう時効とは思いますが、社名や個人名が特定できないよう、少しだけシチュエーションを変えて脚色して書いています)

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