合併や急成長で会社が大きくなるとひずみが生まれる・・・
会社の急成長や合併によって、会社がおかしくなることがあります。少し前のJALの部品落下とか整備不良も確か合併の後でしたし。
ソフトウェアの世界でも、企業合併が盛んですよね。するとまったくカルチャーの違う会社が一緒になるので、給与体系が全然違ったり、仕事の進め方が違ったりして、それがうまく統一されるためには痛みも伴います。
企業の急成長で、大量に人が入ってきたときも、いろいろ起こりますよね。採用基準も甘くなったり、会社の社風も大量採用で変わることもありそうです。
マネジメント側としても、10人の会社と100人の会社だといろいろと違いもでてきて、きめ細かく現場の社員にまで目を配ることはできなくなっていきます。
これを乗り越えるために、どのような対策が取られているのでしょうか?
実は、先日ある会社にお邪魔したときに、受付に向かおうとしたらその会社の社員の方が出てきたので「あの、○○さんとお約束をしている加藤ですが・・・」と話しかけたところ、「自分は違う部署なんで知りません。そこに電話があるんで、それで呼んでください」と、言われました。
これを見て、多分なんとも思わない人もいると思いますが、私は「あ、この会社のカラーが変わりつつあるのかも・・・」と思ってしまいました。もともと温かい感じの会社で、入口で人がまごついていたら、部署が違うとか言わずに「どちらに御用ですか?」と聞いてくれる感じのほんわかした雰囲気だったんです。しかし、この対応の変化も急成長に伴って、でてきた「ひずみ」の1つではないかと感じたのです。
ちなみにうちの会社も先日合併しましたが、合併の相手先には日本法人がなかったので、まったく変化はありませんでしたが。
何か皆様の会社で、合併・急成長で起こった変化、その対処法などあれば、コメントなどいただけたらうれしいです。個人的には、ベタですが、全社での合宿とか、そういう泥臭いものも効果的じゃないかと思うのですが。