タイトルと見出しの付け方(Webコンテンツ向け)
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効果的なタイトルと見出しを付けるために注意すべきことは、新聞でもWebでも同じ。そう前置きした上で、検索結果としてリストされたときの状態などを意識した「タイトル付けのコツ」を披露している記事を読みました。
- 簡潔に。
- ひねりを入れず、分かりやすく。
- 内容の要約であるべし。
- それだけで(文章を読まなくても)意味が通るように。
- 想定読者がピンと来る言葉を選ぶ。
- 冒頭(最初の数語)にキーワードを含ませる。
- 固有名詞は後ろの方に。
タイトルと見出しの付け方(Webコンテンツ向け) - *ListFreak
g.「固有名詞は後ろの方に。」は分かりづらいですね。本文を読む限り、製品名など固有名詞を検索しているユーザーはおそらくメーカーのサイトを探しているだろうから(紛らわしいタイトルはやめておこう)ということのようです。製品名などを入れたいときには、たとえば"Issues and problem with Skype"のように固有名詞を後ろに持ってこようと提案しています。そもそも日本語では実現が難しいtipsですね。
g.はともかく、b.「ひねりを入れず、分かりやすく。 」 などは肝に銘じておきたいところ。これを書いている時点でのオルタナティブ・ブログのトップページを題材に良いタイトルを探してみると…
あたりにハッと来ました。リストを引用した元記事にも書いてあることですが、想定読者あってのタイトルです。僕がハッとしたタイトルが全ての読者にとって「良い」タイトルだと言いたいわけではありません。念のため。
あらためてRSSリーダーを眺め、直感的に読みたくなるタイトルとそうでないタイトルを分けるもの(僕にとってです、念のため)は何かと考えてみました。
- 簡潔・要約が過ぎて中身が想像できてしまうのもダメ
実際のオチとは関係なく、タイトルを読んだ時点で「こういう話だろうな」と思ってしまうと、読まない。 - 「昨日こんなことしました」系は、著者に興味がある人に(だけ)読まれる
「野球を見に行きました」「久しぶりの野球場で感じたこと」などは、書いている人が知人・友人でない限り読まない。ただし巨大な例外としてインストール日記を挙げておきたい。ソフトウェアのインストールがうまくいかず、先達の日記を熟読することはよくある。 - 時事ネタは解釈を添えて
イベント・ニュースのタイトルだけがタイトルになっているエントリも上記と同様、書いている人の見識に興味がある場合を除いては、まず読まない。独自の解釈がありそうなタイトルには目を引かれる。
▼ネタ元
How To Write Great Titles And Headlines For The Web - Robin Good's Latest News
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