Apple Thunderbolt Displayの可能性
AppleがLionを含めて多くの新製品を発表しました。OSのリフレッシュ、高速化したMacbook Air、光学ドライブを廃止し高速化したMac mini等も面白い製品ですが、私はApple Thunderbolt Displayが一番気になりました。
DisplayPortのデイジーチェーンができる仕様ですが、まだ製品が実質出ていませんでした。ThunderboltはDisplayPortと言うのはあれですが、それでもマルチディスプレイをデイジーチェーンで実現しました(ただし、2台目もApple Thunderbolt Displayでないとだめらしいですが...「アップル、Lion、MacBook Air等の製品説明会を開催」)。
広い机前提ですが、マルチディスプレイ化はもっと普及しても良いと思うのです。ディスプレイの価格も以前ほど高くないため、作業の効率のために投資するならばCPUを高速化するよりも広いディスプレイの方が効果が高いと思います。
DisplayPortは最も手軽にマルチディスプレイを構築できる規格ですが、今のところディスプレイ側の対応はHDMIから比べればあまりよくありませんでした。このため、Apple Thunderbolt DisplayでDisplayPort(Thunderbolt)でこの流れを加速化してほしいものです。ただし、上記のデイジーチェインする場合の条件があるため、他社がどのような対応する(できる)か分かりませんが。
現在のところApple Thunderbolt Displayでデイジーチェーンできるのは外付けGPUが付いている製品のみのようですが、これはGPUの性能のようですが、これは2012年改善するかも知れません。
Sandy Bridgeの次製品であるIvy BridgeのGPU部分は強力になり、トリプルディスプレイができると言われています。このため、外付けGPUを搭載していない製品群(Macbook Pro 13インチとか)は2012年以降にリフレッシュされたときはトリプルディスプレイ環境を構築できる可能性があります(ただし、2011 midにリフレッシュしたMacbook AirとMac miniは次回のリフレッシュはもっと後かな...Macbook AirのリフレッシュもたぶんIntelからプッシュがあったのではないかと予想しています)。
そういえば、Apple Thunderbolt Displayの高さ(49.1 cm)とiMac 27インチの高(51.7 cm)は違うんですね...参考画像でもiMacと並べているシーンがありますが、大きさが同じ製品なのになぜここまで統一感がないのでしょうか。Appleらしくないと思います。
以下の様なiMacを含めた統一されたトリプルディスプレイ環境作られないのでしょう。