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人体の血液量の測り方

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今回の東北関東大震災で被害を受けた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

私は、海浜幕張周辺にある通信系のビル(25Fもあるビル)にいましたが大きな揺れでキャスター付の椅子に座っていられず床に座るしかなかったほどです。ただし、通信インフラ系ビルのため、耐震構造は他のビルから比べても丈夫なためある程度安心していました(当然想定外の揺れには耐えられないと思いますが、その場合は助かっても周りは壊滅状態でしょうから、生存確率は低くなるでしょうね)。

とりあえず帰宅難民にならないように早めに歩いて帰った(3時間)ぐらいで対応はできました。物質的な被害はなく、数日に及んだ筋肉痛ぐらいです(若干水の出が悪かったぐらいで、1週間ぐらいで回復したため、現時点では停電と電車の運行量以外問題はありません)。

現在福島原発でも大変な状況が続いていますし、未だに余震が続いています(1日一回程度は揺れている)。関東圏は電気以外は基本的に問題がないため、ブログ更新を続けようと思います。

福島原発でいろいろと情報が輻輳しております。そこで、放射線物質関係の小ねたを書いてみます。

大学にいるときに研究室の先生から人体の血液量を人道的に測るにはどのような方法があるか教えてもらいました。

それは、半減期(半減期とは放射線の出す量が半分になる期間で、出なくなる時間ではない。確率的な意味合いが強い)が短い放射性物質を血液に入れ、その物質が血液中を十分に行きわたったあとに、採血を行いその中に入っている放射性物質の量を測ります。検査開始から採血までの時間(時間経過による減少分を考慮)、採血の量、放射性物質量をはかり、人体の血液量をわりだします。

この方法が本当なのか私には確かめることができませんでした。ですが、似たようなことを経験したことがあります。

私はある病気にかかり、体内のどこから出血していました。出血した箇所を特定するため、医師から放射性物質を血管に入れて、しばらく経った後に、放射性物質の場所を特定して出血している箇所を特定する検査を行うと説明がありました。現在の医療では患者に十分な説明を行わないといけません。このために、この検査を説明したときに質問がないか聞かれましたので、私の以下の質問をしました。

"入れる放射性物質は何ですか?半減期はどれくらいですか?"

これは、興味もありましたが、どの程度の割合で放射性物質が存在しなくなるかを知るためです。上記の血液量測定の話も聞いていたことと半減期が短ければたいしたことがないことも知っていたため、放射性物質を体内に入れることに少しも抵抗はありませんでした。

原子炉で使用される放射性物質と医療で使用する放射性物質では半減期もエネルギーも違うため、上記のことで福島原発の問題を軽くなるわけではありません。枯れた放射性物質に対して、ガイガーカウンターを向けて鳴らしたことが無い程度の放射線関係実験研究室のマスター程度の言い分よりも本職の人の解説のほうがいいはずです。

"福島原発の放射能を理解する"の説明が詳しいと思います(詳しすぎると思う)。P9とか情報いっぱい過ぎて普通ならば付いてこれないと思いますけどね(それぐらい物質は不安定なものが存在すると言ういみですが)。P11は懐かしいですね。炭素14同位体の崩壊は年代測定に使われています。後、航空機の客室乗務員の方が受けているのは、宇宙線でミューオンか陽子だと思います(宇宙線と放射線はほぼ同義で、影響も同じだと思います)。

ある本に、"トラブルが発生したときに、犯人探しをするのではなく、まずはトラブル解決を全力で対応する。解決後にトラブルが発生した要因に対して対策を行う。"とありますがこれが本質です。現在福島原発の問題は東電及び自衛隊の方々が被曝のリスクを背負って対応してくれていますし、官房長官をメインに政府及び東電が周辺地域や国民に説明をしています。

このため、他の地域の方は節電して、対応されている方を信頼して任せるのが一番です。対応者に無駄なパワーを割かせる批判は現時点では進捗阻害以外なにもでもありません。批判を公然とするならば、他に良い提案をすべきです。批判は馬鹿でもできるのですから。

被災者の皆さんや福島原発に対応されている方々が、一日でも早く通常の生活をおくれることを祈っています。

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