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スマートフォン市場(3Q'10)~前年同期比90%以上の増加~

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Gartnerから「Gartner Says Worldwide Mobile Phone Sales Grew 35 Percent in Third Quarter 2010; Smartphone Sales Increased 96 Percent」で3Q'10の携帯電話/スマートフォンの出荷台数に関して公開されました。

Gartnerは、2007年分からスマートフォンの販売台数を公開してます。このため、携帯電話とスマートフォンの出荷台数の前年同期比とスマートフォンOSのシェアをグラフ化してみました。

また、スマートフォンOSのシェアをグラフ化しました。

・携帯電話・スマートフォン前年同期比

・スマートフォンOSシェア

日本でもようやくAndroidが選択できる時代が来ましたが、1四半期先にワールドワイドでAndroidの躍進がデータ的に見て取れます。

スマートフォンは前年同期比でも90%を超えて伸びています。90%増とはほぼ2倍になったことを示しています。この増加はAndroidだけでは支えているわけではありません。増加分の半分はAndroid、4分の1がSymbian、1割5分がiOS、1割ぐらいがRIMになっています。Symbianもそこそこ伸びています。

2010年のスマートフォンの出荷台数は、私は前回で2.5億台を超えると予想していました。この数字は結構チャレンジなデータだったと思いましたが、Gartnerは2.69億台とよりも多い数字を予想しています。

ですが、Gartnerの数字さえ控えめのように思えます。

3四半期終わった時点で1.96億台です。これは同時期(1Q~3Q)の2009年と比べると66%増になります。4Qも同じ前年同期比だとすると2010年のスマートフォンの出荷台数は2.86億台になります。Gartnerの数字を軽く越します。

もし、4Q'10が3Q'10と同等の前年同期比(96%増)ならば、3億台を突破します。ただし、4Q'10が絶好調ならばの話なので、2.9億台が最もありそうなシナリオではないかと思われます。

【スマートフォン】
Gartnerのスマートフォンシェア予想に関して
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