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Google Apps Scriptでブラウザシェアを取得する関数をバージョンアップしてみた

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Google Apps Scriptでブラウザシェアを取得してみた」で作成したNetApplicationsからブラウザシェア情報を取得する関数(getBrowserShare)ですが、機能を追加しました。

Google Apps Scriptに申請するときにヘルプページを準備するため、getBrowserShareの説明ページを準備しました。

使い方などは、そのページを参考にしてください(さすがにブログで同じ内容を書きたくない)。変えたのは以下の3点です。

・Googleからのメールでメニューに追加すると良いよと言われたので、メニューに追加して、実行しやすくした。
・ブラウザバージョンシェアを取得できるようにした
・取得期間、下限等の条件を指定して取得できるようにした

前回のものよりも使いやすくなったと思います。

もし、これに機能を付け加えるならば、バージョン毎のマージさせる機能でしょうか。ただし、これはどのバージョンをどのバージョンに合算させるべきかは人それぞれ考えがあるため、選択できるようにしたほうが良いと考えています。シートのどこかにその組み合わせを記載して、そのデータを用いて加算させるのが良いのではないかと今のところ考えています(基本的にルールを押し付けたくない)。

Google Apps Scriptで関数を作っていていくつかの思うところがあります。

直接スプレッドシートに登録することができるのは非常に便利です。ですが、デバッグがあまりやりやすくありません。私がよくやったミスは、変数のつづりミスです。このケースに遭遇すると完全に止まる割にはうんともすんとも言わず、どこで止まっているのかわからないところです。仕方なくBrowser.msgBoxをいろいろなところに挿入して、どこまで進んでいるのか調べながら問題箇所を見つけました。

このあたりのデバッグが容易でないところは若干いらいらさせられました(つづりミスは私のミスなのですが...)。

後スプレッドシートを操作できるのですから、グラフ作成機能なども操作できると良いのにと思うのは私だけでしょうか。例えば私が作成したブラウザシェアの関数は、データ取得後にグラフを勝手に作ってくれると非常に便利だと思えてなりません。スクリプトは基本的に手間を減らすためにあるはずですので。

また、Google Apps Scriptはいろいろなサービスであるsites、calendar、base等と連携が取れます。私はAnalyticsと連携してデータを取得できると便利だと思います。ぜひ作っていただけると助かります。また、サポートされれば絶対にAnalyticsのデータを取得する関数を作成します。

ExcelでVBを使っていろいろ経験とJavascriptが書けて、Googleスプレッドシートを使っている人には、Google Apps Scriptは便利な機能だと思います。今度はもっと一般的な計算をする関数でも作ってみたいですね。

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