Net Applicationsのブラウザバージョンシェア情報取得してみた(Chrome Extensions)
「NetApplicationsのブラウザシェア調査結果をChromeの拡張機能を使ってを取得する」でブラウザシェアのデータを取得しました。NetApplicationsでは、ブラウザバージョンシェアも出していますのでそれを取得するスクリプトを作成してみました。タイトルにもあるとおりChrome Extentionsを使っています。
ファイルは、ソース置き場のbrowsershare.zipをダウンロード&解凍して、browsershare.crxをChromeにドラッグアンドドロップしてください(これからもバージョンアップしていくことを考えると正式はファイル公開方法を使用したほうがいいかも知れませんが...今回はこのままで)。
前回同様アドレス欄の横にダウンロードのアイコンが出ます。クリックをするとデータ取得を開始します。今回は、ブラウザシェアの次にブラウザバージョンシェアのデータを取得します。
ブラウザバージョンシェアは以下のようになっています。項目が多すぎて線がどのブラウザバージョンになっているわかりませんが(6個のバージョンは感で当てられるかも知れませんけどね)。
また、今回からデータをTSVでテキストエリアに配置しました。
矢印の先のテキストエリアを全選択&コピーして、表計算ソフト/サービスにペーストしてください。TSVなのでペーストしてすぐに使用できると思います。
以下にブラウザバージョンシェアのデータを修正してグラフ化してみました。修正ポイントは以下のとおりです。
・IE系のコンパチブラウザは、IEの同バージョンに合算する
・Firefox 3.xは、3.0~3.6を合算(これは見解が分かれると思いますが...)
・Safari系はWindows版を合算
・Safari 3.0,3.1,3.2は3.xで合算
上記修正を元に市場で3%以上シェアを奪ったことがあるブラウザバージョンのシェアを以下に示します。
グラフを見るとIE 8の伸びが意外にいいことがわかります。これはIE 7→IE 8の移行が順調に行われているためでしょう。Firefoxは2.0→3.x化に移行がほぼ完了しており、伸びが悪くなっているように見えます。Safari/Chromeは1バージョンのシェアはまだ5%以下のため、バージョン別シェア争いにはまだまだ加わりません。ただしChrome 4.0はもしかすると5%を超えて10%の近くまで伸びるかも知れませんが。
来週に発表される2010/2月のNetApplicationsのブラウザバージョンシェアをグラフ化してみるために作ってみました。
【Chrome Extensions関係】
・NetApplicationsのブラウザシェア調査結果をChromeの拡張機能を使ってを取得する
・オルタナティブブログの新着エントリーを20から100に増やしてみた(Chromeの拡張機能で実現)
・ChromeがGreasemonkeyをネイティブでサポートするというので試してみた
・ITmedia のニュース記事の関連キーワードのリンクを本文中に埋め込んでみる(Chromeの拡張機能で実現)