「販売、営業」と「事業」の違い。~販売管理システム、CRMからERPの関係(2)
”「販売」と「営業」の違い” http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2010/07/post-18f4.html
で、販売と営業の違いを説明した。 今回はさらに拡大させてみよう。
<営業と事業>
販売より営業は、大きな範囲をさすことがわかったと思うが、さらに大きな範囲をさすものが
「事業」
である。
事業と営業の違いは、
「投資」
が入ってくることだ。
ここでいう投資は、
「もの(工場や設備を含む)」
「金」であり、プランニングの際に「リソース」と呼ばれることが多い。
社内研修のプレゼン用に作ったものなので、説明なしで掲載するのは心配だが、その関係は、おおむね左のような”イメージ”になる。
ちなみに、
営業プランと事業プランの違いも「投資、リソースの再配置」を伴うかどうかが異なり、
営業部長と事業部長も投資の権限を持っているかの差となる。
なお、「営業」と同様に”業”がつく、「事業」や「企業」は、いずれも英語では”ビジネス”となる。外資系企業でよく言われる「ゼネラル・ビジネス事業」は「一般”企業”向け事業」となり、日本語のビジネスとは少し使われ方が違う。
次回は、これらと情報システムの関係をご紹介したい。
→ 「販売、営業、事 業」と情報システムの関係 http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/2010/07/crm-97d4.html
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http://blogs.itmedia.co.jp/kenjiro/cat3829474/index.html
*本記事は、販売、営業、事業の違いについて書いてあるが、「営業や事業とは何か?」「ERP、CRMとは何か」を書いているものでは”ない”。 あくまで、ITの視点で見た”違い”を記事にしたものなので、間違いのないように。