青少年の「いじめ」問題に取り組む勇者たち~いじめが「正義」だと思わせない風土を作ろう
青少年のいじめの問題は、
「学校が悪い」
「社会が悪い」
「政府が悪い」
と言っている間は解決しない。 大人である私たち一人一人が動き、身近なところから変えていかなくてはならないのだ。
いじめている者は、
・遊びであったり、
・ちょっとしたストレス発散だったり、
場合によっては、
・いじめることは「正義」である
と考えてやっているからだ。
いじめをしているものが「正義」などと考えてやっているはずがないと思うまら、
2chなどの掲示板を見てみるといいだろう。
子どもに日頃説教をたれ、分別があるはずの大人(20才以上)でさえ、政治家や芸能人、官僚、会社の上司などを
「あいつが、あんなこと言ってるらしいから、こらしめている」
と「正義」をふりかざして、他人に対する誹謗中傷を平気で行っている。
だから、政治や学校だけでは解決できないものだと考えている。
誹謗中傷したり、他人をいじめることを「正義」だと信じているものを変えられるのは、
「他人の行動がどんなに気に入らないものであっても、それらの人を誹謗中傷するのは悪こと、かっこ悪いこと、恥ずかしいこと」
だと信じている多くの大人だ。
そして、そのような大人が増えることで、「いじめ」を悪だと考えるコミュニティ、社会、文化、風土が出来上がっていくのではないだろうか。
そんな中、ネットも利用して
青少年のいじめ問題に対して具体的に動いているグループ
がある。
正直に言おう。実は、お恥ずかしい話だが、私は最近までこれらの動きを知らなかった。
件の「学校裏サイト」の記事にコメントをいただいて、これらのサイトがあることは知っていたが、それでも、ほとんど見ておらず、本の執筆が終わった今になって、このサイト見たわけだ。
何らかの形で本で紹介するべきだったと悔やんでいる。
私は、これらのサイトを運営する人、団体を心から敬意を表したい。
これらのサイトを多くの親、子どもたちに読んでいただき、活動に加わってほしいものだ。私も、もっと真剣に取り組むべきだと感じさせられた。
ぜひ、アクセスいただき、メールマガジンなどにも登録いただきたい。
いじめから子供を守ろう!ネットワーク ブログ
http://mamoro.blog86.fc2.com/
いじめから子供を守ろうネットワーク
http://mamoro.org/
いじめを許さない教師の会
http://yurusanai.blog.ocn.ne.jp/blog/
チャイルドライン
http://www.childline.or.jp/
○「子育てと青少年のネット問題」に関する過去の記事