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普通のプレゼン資料を5分で「かっこ良く」するテクニック(初級編)

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 ある若者のプレゼンテーションのレビューしてあげてて、彼が説明している10分の間に、プレゼンを少しだけ変えてあげたら、「凄いですね、10倍ぐらい、クオリティが高くなりましたよ~!」と驚いていた。

 たいした技術でもないし、いろんな方法があるが、彼と同様に参考になる人もいると思うので、紹介しておく。 

 まず、以下がレビューしたプレゼンのうちの1ページだ。 「クラウド」などの文字が並んでいるが、あまり意味はないので気にしないでほしい。

<Before>

Before

 修正作業は簡単だ。 

①スライドマスター(全てのページが一気に変る)を開く: 3秒

②背景を黒にする: 4秒

③文字のフォントを「HGP創英角ゴシックUB」に変えて、色を白にする: 6秒

④スライドマスターを閉じて、空きスペースがあるページに「電話している人」の写真を挿入

(クリップアートで"電話"と入れて検索し写真をクリック): 数分

<After>

 すると以下のようになる。After

 「こんなもんかい」と思うかもしれないが、時間をかけずに、この程度に留めておく方が良い。 レイアウトやデザインに凝る暇があったら、行間で何を話すかをしっかり組み立てておくことの方が重要だからだ。

 写真についてだが、「電話している人」の写真は万能である。どんな内容でも違和感を感じない。

 文字の量であるが、プレゼン資料は読むためのドキュメントではないので、この程度の箇条書きで十分である。あとは、この箇条書きの一つ一つについて、行間をしっかりと説明して、参加者メモをとっていただくほうが良い。

 背景が黒だとメモがとれないので、印刷用は背景を白にしておく必要があるので、忘れないように。

 図が多い場合や、すばやく図や写真をそろえる方法、座りの良い図や文字の配置やレイアウトなどについては、別途「中級者編」として紹介したい。

IBM 吉田 賢治郎のWeb 名刺

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Comment(4)

コメント

> レイアウトやデザインに凝る暇があったら、
> 行間で何を話すかをしっかり組み立てておくことの方が重要

同感です。
しかし実際には、「デザインに凝る」そしてそれを「カラープリンターで印刷する」ために徹夜する人も多いです。
そして、そうした資料は、メモを書くスペースが無く、読みづらく、白黒コピーがとれないのです。。。

> 「電話している人」の写真は万能である。

なるほど。大変参考になります!
ありがとうございました。

廣江さん
 コメントありがとうございます。
>デザインに凝る」そしてそれを「カラープリンター
>で印刷する」ために徹夜する人も多いです。
>そして、そうした資料は、メモを書くスペース
>が無く、読みづらく、白黒コピーがとれない
>のです。。。

 そうそう、そして、その徹夜して仕上げたことに達成感を感じてしまっている人も良く見かけますね。
 無用にアニメーション効果に時間をかけていたり。
 若い人に多いように思います。

shingo

とある技術発表会でPowerPoint2003のアニメーション機能をフルに駆使した資料を見て、「これはすごい。初めて見た。他の人も見習いなさい」と役員が発言していました。
「いや、弊社のクライアントPCのOfficeバージョンはまだ2000が標準でそのアニメーションは使えないし、(PowerPoint2003は個人的に持ち込んだPCを使っていた)実際アニメだらけで何言ってんだか全然分からなかったぞ。」と思いましたが、言えるわけもなく。

shingoさん
 コメントありがとうございます。
 多分その役員は、内容を聞いてなかったのでしょうね。(年はとっていても)初心者にありがちなことです。
 効果的なアニメーションもあるのですが。

>実際アニメだらけで何言ってんだか全然分からなかった

 いますねー。沢山。 私も時々やってしまいます。

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