IBMが本気でやっている面白いこと。いっちょ、のってみるか。
本気になったときのアメリカは凄いと感じていたが、自分の会社ながら本気になったIBMも凄い。そして、その視点と実行力は凄まじいと感じている。
そのIBMが本気で動き出した。
「オバマ大統領とパルミサーノ IBM CEO経済再生への道、「スマート」な未来について語る」
にあるように先月末にオバマ大統領に対してパルミサーノが、
「IBMが提言してきた医療(ITヘルスケア)、電力(スマートグリッド)、教育とブロードバンドの3分野への積極的な投資が盛り込まれた大型景気対策法案に対する期待を表明し、3分野に300億ドル(約2.7兆円)を投資することで今後1年間に100万人の雇用が創出できる”との見解」
を示していたが、
先週13日にIBMが提言してきた考え方を反映した戦略投資が含まれた史上最大と言われる景気対策の修正案が米議会で可決された。
そして今、IBMのホームページでは、これらの投資に対応するIBMのコーポレートビジョンが公開されている。
http://www-06.ibm.com/innovation/jp/smarterplanet/
「スマートになること」のタブから
「スマートな世界」のタブまで
順番に見てほしい。
「スマートな地球」に貢献しながらも、
「ビジネス、経済」に貢献でき、
「世界中の貧困」の解決も支援できる。
そんなアイディアが沢山浮かんで来ないだろうか。
日頃の生活や会社で仕事をしている中で、当たり前だと思っていることにも、地球環境や経済、貧困の解決のために行えるイノベーションの余地が沢山あるのだ。
そんな身近なヒントをIBMのサイトで紹介している。
これは、私たちIT業界の、いや、IT業界でなくともITを利用している、あらゆる業界の誰もが挑戦できる100年に1度しかないワクワクするチャンスだ。
面白いではないか。皆で考え、一緒に実現してみようではないか。
インテリジェントなエネルギー
「誰もいない家に電気を流し続ける理由を子供に説明できますか?」
http://www-06.ibm.com/jp/lead/ideasfromibm/energy/
どこまで進む?食の安全を追求し流通の無駄をなくすトレーサビリティー・システム
「子供に説明できますか?8億人の栄養失調と5兆円の食品廃棄」
http://www-06.ibm.com/jp/lead/ideasfromibm/five_in_five2/food/index.shtml