オルタナティブ・ブログ > けんじろう と コラボろう! >

ビジネスとお父さん業のスキルを向上するIT活用術

Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉

»

 Web2.0関係者が使う言葉でいまだに理解できないのが「ユーザー経験という言葉である。 「リッチなユーザー経験の提供」Ajaxによるユーザー経験の向上」「より良いユーザー経験の設計」などという形で利用されている。 それも、かなり頻繁に出てくる。

 経験を増やすのではなく、経験を向上する? 製品がユーザー経験を提供してくれる? ユーザー経験を設計する?

 なんだか、わかったような気にさせるが、まったくイメージできない言葉であり、

私のような一般人にはピンと来ない。

 5、6年前にWebマーケティングの世界で「消費者からの意見をフィードバックしてもらって、操作環境を改善する」スパイラルを作るようなことを語るときに「ユーザー経験」という言葉を使っていたが、使い方が違うようである。

 あまり英語は得意ではないが、Web2.0に関連するコンテンツの英文を見てみると"User experience"という言葉が多数あった。 これの直訳なのだろうかとも思い、文章全体を見た。

 "User experience"という言葉が使われている英文を読むと「利用環境」とか「操作環境」「利用者から見た機能」「利用ノウハウ」という意味で使われているように感じる。

 ・「リッチな利用(操作)環境により操作性が飛躍的に向上しました」

 ・「Webブラウザ上から様々な利用ノウハウを提供します」

 ・「より良い操作環境の設計」

 うん、これなら、意味もわかる。

 どなたか、正確な情報をいただけないでしょうか? 

 ちなみオルタナティブ・ブログ内ですと、「Web 2.0を捉える視点(1)」に「ユーザー経験」という記述がありました。

Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉(2)

Web2.0関係者が使う「リッチなユーザー経験」「ユーザー体験の向上」という言葉(3)

母とコラボロウ~65歳の母のユーザー経験

このページは xfy Blog Editor を利用して作成されました。

Comment(9)

コメント

通りすがり

ユーザーエクスペリエンスは「これまでになかった新しい体験」という意味合いになります。

よく言われるのが、ソニーの「ウォークマン」が登場したことで、「音楽を気軽に持ち運ぶ」という体験が可能になった、という話ですね。
http://www.atmarkit.co.jp/fitbiz/serial/xp/01/01.html

今回の使い方では、いままでのただリンクをクリックするだけのWebサイト(Web1.0)から、AJAXを使用して「マウスを持っていくだけで新たな情報にアクセスできる」一歩進んだインターフェイス(Web2.0)に変えてみようという意味合いかと思います。

ありがとうございます。 なるほど、理解できます。
リンク先も見てみました。 ただ、
・最近流行の「イノベーション」と類似して使われている
・USでいろいろな方がExperienceを乱用
・普通の人(IT含む)には通じない
と感じられますね。

yagishita

典型的な意訳の世界ですよね。このUser Experienceって。すでにコメントがあるように、お客様が体験したことのない世界や操作性をお届けするということなんでしょうね。
Web2.0もそうですが、意味を正確に把握せずに、乱発している人が多いですよね。最近。自戒の意味も込めて。

hiro

Experienceって、windows XPの由来であり、それ以降microsoftが頻繁に使うようになった単語で、この頃から乱用する人が増えたなぁという印象があります。
たまたまAjaxの説明として、User Experienceというのが手っ取り早いバズワードとして上がったのではないでしょうか?

名無し

個人的な考察ですが、ゲームなどの制作を考えると、今まで名前が無かっただけでそれほど新しくはない概念のように思われます。というのも、ゲームは(「ソリューション」を提供するためのツールなどと違って)そもそもユーザ体験そのものを提供するためのアプリケーションで、その向上を昔から目指してきたからです。ゲームプレイやユーザインタフェースの違いがユーザ体験の違いをもたらし、それは定量化できなくとも、あのゲームよりこのゲームの方が出来が良い、というようにある程度は一元化出来るように思われます。その向上がユーザの満足感の向上を意味するようなソフトウェアの使用感がユーザ体験である
……というような帰納的な説明はどうでしょうか。

yagishita-san
>お客様が体験したことのない世界や操作性
>意味を正確に把握せずに、乱発している人が多

→「ユーザーに新しい体験を提供する」なんて感じで書く(話す)といいのかもしれませんね。 ありがとう

hiro-sa
>Experienceって、windows XPの由来
>この頃から乱用する人が増えた

→お、マイクロソフトですか。Innovationという言葉も「改革、革新」とは別に使われていますが「わかりにくいが語感がいい言葉」をうまく使ってきますね。 ありがとうございます。

名無しさん

 ありがとうございます。 確かにそれで腑に落ちます。
 皆様の説明を聞いていると確かに新しいものではないようです。 問題なのは、一般的になっていない言葉が意味もわからないまま使われることなんでしょうね。 聞いている側を無視して。 IT業界にこの手ことは多いように感じます。 私も気をつけねば。

>ユーザ体験そのものを提供するためのアプリケーション
>ユーザインタフェースの違いがユーザ体験の違いをもたらし
→個人的な感覚なのですが、上記の名無しさんの場合も「ユーザー体験を」の部分を「ユーザーに新しい体験の機会を」とかとすれば、私のように頭が固い中年にはわかりやすいように思うのです。

酔風

user experienceという用語は
Donald Normanが1993年に作ったという話が...

http://www.ricoh.co.jp/appliance/fujita/fujita_05.html

確かにAppleの技術文書などでは
以前から目にしていたような気がします。

Mac OS 8か9の頃、次のMac OS Xでも
ユーザ体験を維持する、とかなんとか。

酔風さん
 素晴らしい情報をありがとうございます。ユーザーインターフェース関係の用語はAppleやゼロックスから出てきているものが多いですね。 この記事の続編を昨日投稿してしまいましたが、教えていただいたサイトの先にあったhttp://www.peterme.com/index112498.html
も参考にしながらさらに調査してフィードバックしたいと思います。

コメントを投稿する