【紹介】「出版UD研究会/障害者差別解消法の施行に向けて合理的配慮のあり方を考える研究会」のレポート記事、および内閣府の資料
「障害者差別解消法の施行に向けて合理的配慮のあり方を考える研究会」のレポート
以前、個人ブログのイベントカレンダー(教育とICTカレンダー)で紹介した「第43回出版UD研究会」のレポート記事が、 ICT教育ニュース で紹介されました。
参考記事:出版UD研究会/障害者差別解消法の施行に向けて合理的配慮のあり方を考える研究会 | ICT教育ニュース
http://ict-enews.net/2014/04/28ud-pub/
記事によると、この研究会では、
東京大学先端科学技術研究センター 近藤武夫准教授がプレゼンターとなり、障害者差別解消法の施行に向けて「合理的配慮」についての考え方を解説するとともに、障がいのある子どもたちの学習や読書を支援する具体的な方法を紹介した。
とのこと。
この記事では、
- 教育におけるアクセシビリティ
- ICT機器を教育に有効に活かすにはどうしたら良いのか
などの話題が紹介されています。保護者、教員など、スマートフォン・タブレットを活用して、お子さんのスキルを伸ばしたい方の参考になるかもしれません。
補足:障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律について
2013年6月に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」が成立したため、法律に対応する義務がある公的機関の人を想定して研究会が行われたそうです。
参考資料:障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律 -内閣府
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/law_h25-65.html
関連する資料は、「障害を理由とする差別の解消の推進 - 内閣府」に一覧でまとめられています。資料の閲覧、およびpdfファイルのダウンロードをすることができます。
補足:東京大学先端科学技術研究センターについて
東京大学先端科学技術研究センターは、パソコンによる受験を支援するソフトウエア「Lime(ライム)」を日本マイクロソフト社と共同開発 したり、障害がある児童・生徒を支援するDo it Japanの活動を行ったりしています。
ソフトバンクと共同して、障害児をICTで支援する「魔法プロジェクト」を毎年行っています。特別支援教育に関わる方でICT活用術に関心のある方は、チェックしておくと役立つのではないでしょうか。
関連記事:ICTを活用した教育・学びの保証 「魔法のプロジェクト」
http://blogs.itmedia.co.jp/kataoka/2012/12/it-2e02.html
関連図書
中邑 賢龍・近藤 武夫『タブレットPC・スマホ時代の子どもの教育 学習につまずきのある子どもたちの可能性を引き出し、未来の子どもを育てる』
編集履歴:2015.1.30 12:47 見出し「出版UD研究会/障害者差別解消法の施行に向けて合理的配慮のあり方を考える研究会」を削除。2015.6.20 20:55 「東京大学先端科学技術研究センターは」から関連記事の前までを加筆。「この記事では」を追加。本文から「デジタル教科書や教育現場でのiPadの活用などと併せてお読みいただくと、さらに参考になる内容でした。」「ご参考・お役にたちそうな点がありましたら幸いです。よろしくおねがいいたします。」を削除。「当ブログ」→「個人ブログ」に修正。同日21:07 題名に「、および内閣府の資料」を、見出し「補足:障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律について」と関連する本文を追加。見出し「第43回出版UD研究会のレポート」を「「障害者差別解消法の施行に向けて合理的配慮のあり方を考える研究会」のレポート」に変更。