神社の杜のワーキング・プレイス 8MATO も〜すぐ春ですね
先週、あれだけの大雪が降ったのに、あっという間に溶けてしまいました。
冠雪の山脈と深く透き通る八ヶ岳ブルーのコントラストが、見事です。
2月上旬に降った雪は、さらさらで、溶けるのには時間がかかりました。先日降った3月の雪は、湿気を沢山含んだ重たい雪で、あっという間に溶けてしまいました。
8MATOのある八ヶ岳南麓は、日本有数の晴天率と日照時間を誇っています。雪が降っても陽射しに照らされ、直ぐに溶けて根雪になりません。だから太陽光発電も多いのが残念ですが、そんな直ぐに溶けてしまう雪でが、今年は降る回数が例年になく多いようです。
この冬は、暖かい日が続き、いつものキーンという寒さがなかなか訪れることはありませんでした。遅まきながら申し訳なさそうに普通の冬がやってきたと思ったら、今度は雪の連チャンです。降っては溶け、降っては溶けの繰り返しで、今週もそんな雪の日がまた続きそうです。
おかげで、森はたっぷり水を溜め込み、温かさとともに至る所に清水が湧きます。そんな春もまもなくです。
いまの季節の8MATOはとても暇です(笑)。そもそも、この辺りに人がいません。冬期休業のお店や施設も多い地域で、8MATOから徒歩10分のところにある観光スポット「ひまわり市場」も、ゆっくり買い物が楽しめるほどです。
そんな時期だからこそ、いろいろと今年のやることを仕込み中。新たに8MATOブランドのプロモーションと、プログラムやイベントの開発や運営を助けて頂くプロフェッショナルが仲間に入ってくれました。彼は目下助走期間中ですが、「えっ!」と目ん玉ひん剥く企画も飛び出すかも知れません。
とはいえ、私は大好きなんです。この季節の静かな8MATOが。お客さんなんか来てくれない方がいいと思うくらいです。だって、この空間を独り占め出るわけですから・・・なんて、オーナーが言ってはいけませんね(笑)。でも、間違いなく、冬の8MATOは特別な時間が流れています。
そんな8MATOもまもなく春がやって来ます。蕗の薹が顔を見せました。森の小楢や山桜は、新緑の芽をしっかりと膨らませています。萌木色に染まる8MATOの森もまもなくのようです。