【図解】コレ1枚でわかるデータサイエンスと機械学習
データ・サイエンスとは、多くの学問領域にわたる科学的手法、プロセス、アルゴリズム、システムを使い、様々なデータから知見や洞察を引き出そうとする研究分野です。
そんなデータサイエンスのツールの1つが、機械学習です。
これまで、お伝えしてきたとおり、「何を解決するために、何を知りたいのか、どのようにそれを知るのか」を決めることが、データ活用の起点です。そのために、「要件と課題の設定」、「仮説の設定」、「モデルとプロセスの設計」を行い、データを収集するプロセスへと進みます。
IoT、モバイル、Webなど、顧客や社会との接点のデジタル化が進むとともに、業務プロセスのデジタル化が拡大し、現実世界のアナログなものごとやできごとは、ことごとくデジタル・データに置き換え、取得できる時代になりました。まさにアナログな現実世界のデジタル・コピー、すなわち、デジタル・ツインが、手に入る時代になったのです。
そのデータ量は膨大であり、データ形式は多様で、データ拡大の加速度も速まりつつあります。このような特徴を持つデータの集まりを、ビッグデータと呼びます。
そんなビッグデータを集めるだけでは、何の価値も生まれません。そこから、次に何が起こるのか、どのような傾向や規則性があるのか、どうすればいいのかを見つけ出してこそ、価値が生まれるのです。そのための分析手段として使われるのが、機械学習です。
データ・サイエンスは、このような一連のプロセスを考え、整理する枠組みとも言えるでしょう。
機械学習によって、得られた答え(推論の結果)を使って、これからを「予測」し、それが何かを「識別」し、どうすればいいのかを「判断」することができます。これを様々なアプリケーションで、利用することで、ビジネス価値が創出できるのです。
もちろん、推論結果が、最適解であるとは限りません。それは、課題や要件、仮説が適切ではなかったからかも知れませんし、ビジネス環境は変わり続けますから、当然、何が最適化も変わってしまいます。従って、結果のフィードバックを得て、このサイクルを改善してゆくことが、大切になります。
もはや、世の中やビジネスの現実を知るために、ビッグ・データを使うことが、当たり前の時代になり、機械学習は、その手段として、前提になったと言っても、過言ではないでしょう。
ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー
【4月度のコンテンツを更新しました】
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・「AIとロボット」を「AIとデータ」に変更し、データについてのプレゼンテーションを充実させました。
・戦略編をDXとそれ以外の内容に分割しました。
・開発と運用に、新しいコンテンツを追加しました
・テクノロジー・トピックスのRPA/ローコード開発、量子コンピュータ、ブロックチェーンを刷新しました。
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研修パッケージ
・総集編 2021年4月版・最新の資料を反映
・DX基礎編 改訂
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ビジネス戦略編・DX
【新規】データとUXとサービス p.17
【新規】デジタル×データ×AI が支える存続と成長のプロセス p.68
【新規】DXとは圧倒的なスピードを手に入れること p.72
【新規】IT企業とデジタル企業 p.155
サービス&アプリケーション・先進技術編/AIとデータ
【新規】データの価値 p.129
【新規】情報とビジネスインテリジェンス・プロセス p.130
【新規】アナリティクス・プロセス p.131
【新規】データ尺度の統計学的分類 p.135
【新規】機械学習とデータサイエンス p.136
【新規】アナリティクスとビジネス・インテリジェンス p.137
【新規】ビジネス・インテリジェンスの適用とツール p.138
【新規】アナリティクスのプロセス p.139
【新規】ETL p.140
【新規】データウェアハウス DWH Data Warehouse p.141
【新規】データウェアハウス(DWH)とデータマート(DM) p.142
*「AIとロボット」から「AIとデータ」に変更しました。
開発と運用編
【新規】クラウドの普及による責任区分の変化 p.25
【新規】開発と運用 現状 p.26
【新規】開発と運用 これから p.27
【新規】DevOpsの全体像 p.28
【新規】気付きからプロダクトに至る全体プロセス p.29
【新規】アジャイル開発のプロセス p.37
【新規】アジャイル開発の進め方 p.39
*ローコード開発については、RPAの資料と合わせてひとつにまとめました。
テクノロジー・トピックス編
【改訂】ブロックチェーン、量子コンピュータの資料を刷新しました。
【改訂】RPAとローコード開発を組合せた新たな資料を作りました。
下記につきましては、変更はありません。
- ITインフラとプラットフォーム編
- クラウド・コンピューティング編
- ITの歴史と最新のトレンド編
- サービス&アプリケーション・基本編
- サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT