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「ITソリューション塾」をYouTube Liveで配信・そこで学んだこと

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人を動かす最もパワフルなきっかけは、「危機感」であろう。このままでは、大変なことになる。何とかしなければ、との思いが強ければ強いほど、自分の中の高い壁を乗り越え、不安を置き去りにしてくれる。

少々、大げさな表現かも知れないが、昨夜は、そんな「危機感」が、新しい扉を開かるきっかけを与えてくれた。

昨夜開催した「ITソリューション塾・第34期」の初日の講義をYouTube Liveで一般公開したのだ。DXとは何か、何をすることなのか、自分たちはどのように取り組めばいいのか。そんなことをテーマに、1.5時間ほどの話をした。それが、この動画だ。

いまさら、YouTube Liveなんて?!と思う人もいるだろう。そんな簡単なこと、なにを大騒ぎしているのかと、思う人もいるだろう。ただ、自分にとっては、それを行う必然性がなかったし、そもそもやり方がよく分からないので、めんどくさと思っていた。いや、勝手に思い込んでいた。だから、漠然と「やってみてもいいいかも」程度の想いは、私の意識の底に押し込まれていたわけだ。

そんな私に訪れた危機感とは、「ITソリューション塾・第34期」の集客が思うほどには、できなかったことだ。

コロナ・パンデミックで、先行き不透明な企業は多い。そんな状況で真っ先に削られるのは、人材育成に関わる予算だ。そのことは、リーマンショックの時にも体験し、厳しい時期を過ごした経験がある。しかも、在宅勤務とゴールデンウイークが重なり、決めるための時間が短い。もちろん、早くから案内はしていたが、ものごとを決定するのは、だいたいギリギリ最後という人がおおい。ゴールデンウイーク明け直後の開催に配慮がなかったと言われれば、その通りかも知れないが、やっぱり思うように集客はできなかった。

仕方がないと思う反面、このままで終わらせるのも納得がいかない。いや、恐いのだ。例え、今期の集客はだめでも、来期につなげる一石は残したい。これから、訪れる研修不況に備えて、何とかしておかなければ、この先、食べてゆくことができないのではない。そんな恐怖と妄想に取り憑かれた。

ならば、ということで、「ITソリューション塾・第34期」の初日の講義をYouTube Liveで一般公開し、どんなことをやっているのかを、広く一般に伝え、興味を持っていただこう、そしてビジネスのきっかけを拡げようと思い立ったわけだ。

そうと決めたらやるしかない。ネットで徹底してハウツーを収集し、既にYouTube Liveをやっている友人にも相談した。既に、zoomは使っていたので、簡易的な道具は、一通り揃っているが、YouTube Liveとなるとそうはいかないのではないかと思っていた。AVミキサーやカメラ、LEDリングライトなどをそろえなくちゃいけないのではないか。いろいろと、特別なスキルが必要なのではないかと。

結局のところ、そんな大仰な仕掛けは必要なかったのだが、勢い余ってAmazonでポチったLEDリングライトが、なんと直径50cmあり、置き場所に困るという事故もあったが、おおむね順調に手はずを整えることができた。

そんなこんなで、行き着いたのは、普段講義で使っているzoomからYouTube Liveに配信するという、なんとも簡単な方法だった。まあ、それなりに設定やノウハウが必要ではあるが、実に簡単だった。あらためて、やってみることの大切さを実感した。

しかし、大仰な設備もいらず、お金もかけず、誰もがこんなにも簡単にオンラインで放送局を開設できる時代になったわけで、これは凄いことだ。この動画でも紹介しているが、テクノロジーの進化がもたらす恩恵である「コストバリュー」「エクスペンスバリュー」「プラットフォームバリュー」をまさに自ら体験することができたわけだ。

ところで、「ITソリューション塾・第34期」への集客だが、ありがたいことに前日と当日にたくさんの方から参加の申し込みを頂き、何とか体裁を整えることができた。本当に有り難い話だ。ただ、このことをきっかけに、オンライン研修のやり方のバリエーションが増え、新しいアイデアも生まれている。

危機感をきっかけに行動を起こすことは、たとえそれが初期の目的を達することにならなくても、新しい教訓と知恵を与えてくれる。そのことを今回のことで改めて確認できたことは、とても良かったと思っている。

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ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー

【5月度のコンテンツを更新しました】
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・以下のプレゼンテーション・パッケージを改訂致しました。
> 2020年度・新入社員のための最新ITトレンドとこれからのビジネス
>デジタル・トランスフォーメーション 基本の「き」
・ITソリューション塾・第33期(現在開催中)のプレゼンテーションと講義動画を改訂
>これからの開発と運用
・総集編を2部構成にして、そのまま講義/講演用のパッケージとして使えるように編集し直しました。
プレゼンテーション・パッケージ ======
【改訂】デジタル・トランスフォーメーション 基本の「き」
======
【改訂】総集編 2020年5月版・最新の資料を反映しました(2部構成)。
【改訂】ITソリューション塾・プレゼンテーションと講義動画
>これからのビジネス戦略
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ビジネス戦略編
【新規】デジタル化によって生みだされる2つのビジネス領域 p.10
【新規】ビジネス発展のサイクル p.11
【改訂】デジタル・トランスフォーメーション 2つの解釈 p.19
【新規】デジタル・ビジネス・トランスフォーメーションp.20
【新規】ビジネスに大きな影響を与える3つの要因と対処方法 p.21
【改訂】DXを支えるテクノロジー・トライアングル p.41
【新規】自動車ビジネスの直面する課題 p.44
【新規】ビジネス価値の比較 p.45
【新規】コロナ・ショックで「デジタル・シフト」が加速 p.49
【新規】WithコロナのSI戦略 p.50
【新規】ITに関わる価値の重心がシフトする p.83

ITインフラとプラットフォーム編
【新規】ソフトウエア化されたインフラ p.63
【改訂】5Gの3つの特徴 p.263
【新規】5Gへのネットワークの集約 p.271

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【改訂】学習と推論の役割分担 p.84
【新規】デバイス側のAIチップ(エッジAIチップ)の必要性 p.85

サービス&アプリケーション・基本編
【新規】DXとERP p.9

開発と運用編
【新規】アジャイル・DevOps・クラウドは常識の大転換 p.9
【改訂】VeriSM p.17

下記につきましては、変更はありません。
 ITの歴史と最新のトレンド編
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 サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT

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