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なぜ、君たちはITトレンドを学ぶのか(3)どの本を読めばいいのか

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「どんな本を読めばいいのでしょうか?」

「どのWebサイトをみればいいでしょうか?」

「どんな資格を取ればいいでしょうか?」

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新入社員研修で、こんな質問を頂くことが、あります。そんなとき、次のように応えています。

「なぜ?何のために?」

本もWebサイトも資格も、手段です。自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、目的を伝えてもらえなくては、答えようがありません。それに、前提となる知識や興味関心も、人それぞれでしょう。そういう人たちに、一律にコレがいいと、一般論をお伝えしても、何の役にも立ちません。

とはいうものの、自分が何をしたのか、どうなりたいかが、分からないのが、いまの皆さんです。ならば、それを探すことから始めてみるのはどうでしょう。

では、どうすればいいのかです。とにかく、興味が赴くままに、いろいろな本を読み、サイトにアクセスしてみることです。資格についても、上司や先輩が、あるいは会社が、この資格を取るように勧められたら、その資格を取ればいいのです。そういうことが、日常の習慣となり、そんな日常を積み重ねてゆけば、自分が何をしたのか、どうなりたいのかが、見えてきます。そうなれば、何がふさわしい手段なのかが、自分でも分かるはずです。

なにをきっかけにしようかが、分からなければ、まずは、基礎や基本を徹底して学ぶことでしょう。例えば、語学や会計、経営や経済もいいかもしれません。もし、ITの仕事であれば、コンピューター・サイエンスやプログラミングもいいでしょう。数学や統計学も大切な基礎教養です。最新のことに飛びつくのもいいですが、その意味や価値を理解するためには、基本や基礎が必要です。そのためにも、基礎や基本、原理や原則を徹底して学ぶ努力をすることです。そういう日常を積み重ねてゆくことで、自分が何をしたのか、どうなりたいかが、自ずと見えてくると思います。

要領よく学びたい。要領よく、仕事のスキルを身につけたい。

その気持ちは分かります。そのための手段を教えて欲しいという気持ちも分かります。ただ、「要領」というのは、誰かに教えられて身につくものではなく、自腹を切り、時間を割いて、いろいろと失敗をして、反省して、やり直してみて、結果として、自分で気付くしかありません。だから、たくさんいろいろとやって、なによりもたくさんの失敗を繰り返すことです。それが「要領」を身につける早道です。

学生時代であれば、試験で及第点を獲ることが求められました。試験は正解が予め決まっています。決まっている正解をたくさん覚えるためには、何を勉強すればいいかが分かっていますから、どんな本を読み、どのように勉強すればいいのかを教えてもらうことができました。学校の時間割はそのためのものです。

しかし、社会にあっては、何を学び、何をゴールにするかを自分で見つけなくてはなりません。学生時代であれば、親や学校がそれを決めてくれました。しかし、社会人となった皆さんは、それを自分で決めなくてはなりません。新入社員研修の期間であれば、それを会社が決めてくれます。学生時代と基本的には変わりません。しかし、その期間が終われば、後は全て自分の責任です。

ゴールを自分で決める、何をどのように学ぶかを自分で見つけることです。予め誰かかが用意してくれた正解を"当てにゆく"という試験勉強ではなく、自分で自分の正解を作ることが必要になるのです。

分からなければ、愚直に人が教えてくれた「これがいいよ」に従うといいでしょう。どうせ、なにがいいかを判断できる知識も基準も持っていないわけですから、他人がいいという判断基準に、まずは乗っかることです。そういうことを繰り返してゆくうちに、自分の判断基準が作られ、磨かれてゆきますから、そうなれば、こんどはそれに従えばいいのです。

とにかく、素直に、愚直に、がむしゃらに、いろいろと試して失敗することです。いいなぁ、面白そうだなぁと思ったことに乗っかってみることです。基礎や基本、原理や原則を学ぶ努力をすることです。

その手段は自分で見つけるしかありません。

ITソリューション塾・第34期(5月15日開講)の募集を開始

第34期の概要

「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」を軸に、その本質と実践、これを支えるテクノロジーを分かりやすく、体系的に整理します。また、共創や新規事業開発、事業転換など、いま向きあうべき「これからのビジネス戦略」についても、解説させて頂きます。詳細なスケジュールは、下記よりダウンロード頂けます。

もはやセキャリティにファイヤー・ウォールもVPNもパスワードも不要な時代になりました。まもなく登場する5Gにより、ネットワーク構築に関わる物理的な作業は不要となります。クラウドがシステム構築の物理的な作業を置き換え、アプリケーションの開発は、サーバーレスが普及するでしょう。人手に頼っていた多くの仕事はAIに代替され、ITと人間の役割、ビジネスのあり方が大きく変わろうとしています。

こんな時代を背景に「デジタル・トランスフォーメーション」の潮流が押し寄せています。

本塾では、そんな「いま」と「これから」をわかりやすく解説し、この変化にどう向きあうかについて、共に考えてゆこうと思います

特別講師

この塾では、実践ノウハウについても学んで頂くために、現場の実践者である下記の特別講師をお招きしています。

  • アジャイル開発とDevOpsの実践
    • 戸田孝一郎 氏/戦略スタッフ・サービス 代表取締役
  • ゼロトラスト・ネットワーク・セキュリティとビジネス戦略
    • 河野省二  氏/日本マイクロソフト CSO
  • 日本のIT産業のマーケティングの現状と"近"未来
    • 庭山一郎 氏/シンフォニーマーケティング 代表取締役

お願い

参加のご意向がありましたらまずはメールでお知らせください参加者の確定や手続きに時間はかかるが、参加したいという場合は、ご意向だけでもまずはメールにてお知らせください。
直ぐに定員を超えると思われますので、その場合に備えて参加枠を確保させて頂きます。その際は、予定の参加人数も合わせてお知らせください。

実施要領

  • 日程 初回2020年5月13日(水)~最終回7月22日(水)
  • 毎週 18:30~20:30
  • 回数 全10回+特別補講
  • 定員 100名
  • 会場  東京・市ヶ谷、およびオンライン(ライブと録画)
  • 料金 90,000- (税込み 99,000)

「コレ1枚」シリーズの最新版 第2版から全面改訂

新しく、分かりやすく、かっこよく作り直しました

デジタル・トランスフォーメーション、ディープラーニング、モノのサービス化、MaaS、ブロックチェーン、量子コンピュータ、サーバーレス/FaaS、アジャイル開発とDevOps、マイクロサービス、コンテナなどなど 最新のキーワードをコレ1枚で解説

144ページのパワーポイントをロイヤリティフリーで差し上げます

デジタルってなぁに、何が変わるの、どうすればいいの?そんな問いにも簡潔な説明でお答えしています。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー

【4月度のコンテンツを更新しました】
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・以下のプレゼンテーション・パッケージを新規公開致しました。
> 2020年度・新入社員のための最新ITトレンドとこれからのビジネス と事前課題
>デジタル・トランスフォーメーション 基本の「き」

・ITソリューション塾・第33期(現在開催中)のプレゼンテーションと講義動画を更新
>これからの開発と運用

新規プレゼンテーション・パッケージ ======
【新規】2020年度・新入社員のための最新ITトレンドとこれからのビジネス
【新規】上記研修の事前課題
【新規】デジタル・トランスフォーメーション 基本の「き」

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【改訂】総集編 2020年4月版・最新の資料を反映しました。
【改訂】ITソリューション塾・プレゼンテーションと講義動画
>これからの開発と運用

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ビジネス戦略編
【改訂】DXとPurpose p.21
【改訂】Purpose:不確実な社会でもぶれることのない価値の根源 p.22
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か p.29
【新規】「何を?」変革するのか p.30
【新規】「"デジタル"を駆使する」とは、何をすることか p.31
【新規】「共創」とは、何をすることか p.32
【新規】NTTとトヨタ 「スマートシティプラットフォーム」を共同構築 p.62
【新規】「両利きの経営」とDX戦略(1) P.82
【新規】「両利きの経営」とDX戦略(2) P.83
【新規】学ぶべき領域 p.272

ITインフラとプラットフォーム編
【新規】サイバー・セキュリティ対策とは p.132
【新規】サイバー・セキュリティ対策の目的 p.133
【新規】サイバーセキュリティ対策の構造 p.134

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】機械学習の仕組み p.61
【新規】モデルとは何か p.62
【新規】人工知能と機械学習の関係 p.93

下記につきましては、変更はありません。
 開発と運用編
 サービス&アプリケーション・基本編
 ITの歴史と最新のトレンド編
 テクノロジー・トピックス編
 クラウド・コンピューティング編
 サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT

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