知識やスキルを磨くための3つのステップ
知識やスキルを磨くためには、次の3つのステップに取り組んでみてはどうだろう。
学びたいと思うこと
学びたいと思わなければ、けっして学ぶことはできない。当たり前に聞こえるかも知れないが、これができない人がいる。その理由は次のようなことだ。
- 外を見ようとしない・交わろうとしない
職場と自宅の往復だけで、同僚やお客様以外にビジネスやテクノロジーについて会話する相手がいない。職場以外の世界に関心が薄いので、世の中の変化に鈍感になり、内部の論理が幅をきかせるようになる。そのため大切なことに気付かず、それを学びたいという意欲も生まれない。
- 自分の常識が正しいと思っている
世の中の常識を知らなければ、自分のいまの常識が正しいと思ってしまう。その常識を使って仕事をしたほうがリスクもなく、無難であり、分かっていることなので楽にできるから、自分にはスキルがあると勘違いしてしまう。いまに満足しているので、新しいことを学ぼうという意欲は生まれない。
- "変に"プライドが高い
自分はできるし、知っているし、仕事をこなしているというプライドが邪魔をして、新しいことを目にしても、「同じようなものは昔からあった」と受け入れようとせず、「世の中は簡単には変わらない」と自分のいまの状況を正当化しようとする。しかし、それは、自分の知っている狭い世界でのことだ。世の中の常識からみたらどうかという謙虚さを失っている。こうなると古い知識をアップデートすることに関心がなくなるので、新しいことを学ぼうとは思わなくなってしまう。
まずは、このような「思考停止」から脱し、「学びたいと思う」という第一歩を踏み出すことだ。
行動を起こすこと
例えば、朝の1時間を自分の勉強のために使う、いろいろな勉強会やセミナーにどんどん参加する、イベントやセミナーでは一番前の席に座る。なんでもいいが、いつもと違う行動をはじめることだ。何を学ぶかを決心する前に、まずは動き始めることだ。「決心してから行動する」は、なかなかうまくいかない。まずは動き出し、それを日常の習慣にすることだ。そうすれば決心は自ずと固まってゆく。
アウトプットすること
それは必ずしも他人に伝えることばかりではない。自分の考えをノートにまとめてみるのもいいだろう。とにかく、自分の頭の中から外に出してみることだ。本を読めば、あるいは講義や講演を聞いていれば理解できるという考え方は甘い。学んだことを文章や絵にする、人に説明する、実際にクラウド・サービスを使ってつくってみるなどの行動がとても大切だ。そういう行動を通して、これまで蓄積した自分の知識と関連付けが進み、自分の中の知識の構造を組み立て直すことが「理解」である。意識して積極的にアウトプットするほど学びは深まり知識は自分の身体の一部となってゆく。
「学びたいと思うこと」、「行動を起こすこと」、「アウトプットすること」をしているだろうか。改めて問い直してみてはどうだろう。
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【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か p.29
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