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【図解】コレ1枚でわかるサイバー・セキュリティ対策の目的と手段

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*先般、発売となった「【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[新装改訂3版]」の出版後、追加作成したテーマについて、何回かに分けて連載します。

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「サイバー・セキュリティ」とは、IT機器やソフトウェア、ネットワークなどのサイバー領域において機密性、完全性、可用性の確保を目指すことをいいます。

  • 機密性 (Confidentiality): 情報へのアクセスを認められた者だけが、その情報にアクセスできる状態を確保すること
  • 完全性 (Integrity): 情報が破壊、改ざん又は消去されていない状態を確保すること
  • 可用性 (Availability): 情報へのアクセスを認められた者が、必要時に中断することなく、情報及び関連資産にアクセスできる状態を確保すること

上記の3つは、「情報セキュリティの3要件(CIA)」と呼ばれ、これら3つの要件を満たすための取り組みをサイバー・セキュリティ対策と言います。

サイバー・セキュリティ対策の必要性が叫ばれるようになったのは、以下のような問題が顕在化したからです。

  • 攻撃対象が産業システムにも広がったこと
  • 攻撃方法も高度化して特定組織を狙った標的型攻撃が行われるようになったこと
  • 攻撃目的も国家によるサイバー攻撃、犯罪者による金銭目的、政治的な意志や主張を述べる目的などに多様化したこと

このような状況に対処するためのサイバー・セキュリティ対策は、主に以下の2点に集約されます。

  • インシデント発生の抑制
  • インシデント発生時の被害最小化

「インシデント」とは、サイバー領域において、企業や組織を脅かす不正な行為全般を指す言葉です。このインシデントを発生させないことは当然ですが、これを完全になくすことはできません。そこで、インシデントが発生しても、これを早期に検知し、その被害を最小限に食い止めることも合わせて対策しなくてはなりません。

サイバー・セキュリティ対策の目的は、「ITの価値を最大限に享受するための安全・安心対策」とも言えるでしょう。つまり、何かインシデントが起きたときに事業を止めず、被害の範囲を限定して「事業継続」を可能にすることと、その原因や影響が説明できる「説明責任」を果たせるようにすることです。そのための手段として、情報資産やシステム資産を守る「情報保護」が必要となるのです。

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サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
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【改訂】AIと人間の役割分担 p.22
【改訂】知能・身体・外的環境とAI p.83
【新規】管理職の仕事の7割をAIが代替・Gartnerが2024年を予測 p.87

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 テクノロジー・トピックス編

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