【図解】コレ1枚でわかる AIと言われるもの
*先般、発売となった「【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[新装改訂3版]」で編集の都合で掲載しなかった項目を何回かに分けて掲載致します。
本チャートは、「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)」 を参考に作成
レベル1:単純制御
予め定められたルールに従い単純な制御を行うレベルです。
気温が上がるとスイッチを切るエアコン、洗濯物の重さで洗濯時間を自動的に変更する洗濯機、ひげの伸び具合で剃り方を変える電気シェーバー など
「そんなものはAIじゃない」と言う考え方もありますが、「AI搭載〇〇」と称して、このような製品が売られていることも確かです。
レベル2:ルールベース
登録されたパターンを使い、外部を観測して最適な振る舞いを選ぶレベルです。
「駒がこの場所にあるときは、こう動かす」といった予めあたえられたルールに従って、打ち手を探索できる囲碁や将棋のゲーム、登録された知識に従って診断を下し処方する薬を決める医療診断システム など
「知識を使う」最初の段階ですが、その知識は人間が与えなくてはなりません。
レベル3:機械学習
対応パターンを自動学習するレベルです。あらかじめルールを細かく与えておかなくても、データを分析して対応ルールを見つけます。ただし、どの点に着目して学習すればいいのかを予め人間が教えておく必要があります。
「駒がこの場所にあるときは、こう動かすのがいい」ということを設定しておかなくても対戦を繰り返すことでコンピューター自身が自分で学習する将棋や囲碁のゲーム、診断データや生体データを多数読み込み、ある病気とある病気に相関があるということを自分で学ぶ医療診断システム など
レベル4:機械学習(深層学習/ディープラーニング)
対応パターンを自動学習する点ではレベル3と同じですが、学習のための着目点を人間が与えなくても、データから見つけて対応ルールを生成します。
1つの駒の位置だけではなく複数の駒の関係性を見たほうがいいということを自分で見つけ出す囲碁や将棋のゲーム、一連の症状が患者の血糖異常を表していて、複数の病気の原因になっていることを自分で見つけ出すことができる医療診断システム など
現在では、一般的にレベル3と4を「AI」と呼んでいます。
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ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー
【3月度のコンテンツを更新しました】
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・DX関連のプレゼンテーションを大幅に拡充
・ITソリューション塾・第33期(現在開催中)のプレゼンテーションと講義動画を更新
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【改訂】総集編 2019年3月版・最新の資料を反映しました。
【改訂】ITソリューション塾・プレゼンテーションと講義動画
>デジタル・トランスフォーメーション
>ソフトウエア化するインフラとクラウド
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ビジネス戦略編
【新規】デジタルとフィジカル p.5
【新規】Purpose:不確実な社会でもぶれることのない価値の根源 p.22
【新規】DXの実装 p.37
【新規】DXの鍵を握る テクノロジー・トライアングル p.38
【新規】DXの実践 p.41
【新規】ビジネス構造の転換 p.42
【新規】エコシステム/プラットフォームを支える社会環境 p.74
【新規】「活動生活」の3分類 p.278
ITインフラとプラットフォーム編
【新規】つながることが前提の社会やビジネス p.269
【新規】回線とサービスの関係 p.268
クラウド・コンピューティング編
【改訂】銀行の勘定系 クラウド化が拡大 p.31
【新規】政府の基盤システム Amazonへ発注 p.33
【新規】AWS Outposts の仕組み p.108
サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】モノのサービス化に至る歴史的変遷 p.44
【新規】ソフトウェアが主役の時代 p.45
【新規】ビジネス・モデルの変革 p.46
サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【改訂】人工知能の2つの方向性 p.12
【改訂】AIと人間の役割分担 p.22
【改訂】知能・身体・外的環境とAI p.83
【新規】管理職の仕事の7割をAIが代替・Gartnerが2024年を予測 p.87
下記につきましては、変更はありません。
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