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「何を学べばいいのでしょう?」への回答

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「何を学ぶか、どうやってそれを選べばいいのでしょうか?」

昨夜、ITソリューション塾後の福利厚生活動であるアルコール消毒会(という呑み会)で、20代の男性から、こんな質問を頂いた。

「面白そうだと思うこと、興味があると感じたことをいろいろとやってみてはどうですか?」

なにが役にたつのか、どういうことを学んでおけば仕事に有利なのかといったコトではなく、ただ気持ちの赴くままに、いろいろいと試してみて、自分で気付くしかない。

「失敗とか、ムダとかを繰り返して、やっと自分の向き不向きが見えてくると思いますよ。そうやって、自分で"これだ!"と見つけるしかないでしょうね。それが見つかるのに、3年かかるかも知れないし、10年かかるかも知れない。そういう態度が、あるいは、そういうことをやり続ける習慣があなたを成長させてゆくのだと思います。」

新入社員研修をやらせて頂くと、必ず次のような質問を頂く。

「どのウエブサイトをみればいいのでしょうか?どんな本を読めばいいのでしょうか?」

現場に出ることへの不安、はやく仕事に役立つ知識を身につけたいという焦りなのかもしれない。

"勉強"というのは、正解を探しに行く活動です。学校の試験であったり、資格試験であったり、予め正解が用意されていて、それを効率よく見つけ、思い出せるようにすることです。だから、ITパスポートの資格を取りたい、Javaがうまく書けるように、正解があるならば、この本がいいですよとおすすめすることもできるでしょう。しかし、これから皆さんが取り組まなければならないのは"学ぶ"ことです。予め用意された正解を見つけるのではなく、自分でゴールを決めて、正解を創り出すことです。何を学ぶかは自分で決めるしかありません。自分が何を学びたいのかを探すことから始めなければなりません。面白そうだとか、興味があると感じたことをいろいろとやってみて、本もいろいろと読んでみて、自分で探すことから始めてはどうでしょう。」

効率よく正解にたどり着く方法が大切だった期間が終わったこと、失敗を経験し、ムダをいっぱいやって、それを糧に自分の可能性を見つけてゆくことの大切さを伝えている。

「この勉強をしておけば待遇のいい仕事に就けるとか、収入が増えるとか考えないことです。世の中の流行廃れはとても速く、いまは必要とされていても、あっという間に古くなってしまう。そんなことを考えるよりも、興味の赴くままにいろいろなことに手を出してみることです。新しいモノが出たらいじってみることです。そういう感性が、これからは求められると思いますよ。」

Webや本もいいけど、やってみることだよ。クラウドに興味があれば、自分でアカウントを取ってやってみればいい、Pythonを勉強したければ、自分でプログラムを書いてみればいい。あの人に、あんなことに興味があると思ったら、会って見ればいい、そんな勉強会に行けばいい。そうやって、身体全体を使うのが、一番よく分かるし、なによりも感じられるコトが大切です。」

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いま業界で注目を集めているあるITベンダーの社長から聞いた話しだが、以前採用の時にこんな質問をしていたそうだ。

「自宅でサーバーを立ち上げていますか?」

浴室にラックを設置して、自分は銭湯に行っているというエンジニアは、一発採用だったそうだ。流石にいまはクラウドがあるので、そんな必要もないが、そんな好奇心旺盛で、何でも試してみる人は、これからは益々必要とされるだろう。

自分のやっていることが趣味であり、楽しくて仕方がなく、結果として、それがお金になるというのを見つけるのはなかなか大変なことだ。それを見つける旅が「学び」であるとすれば、その旅を楽しんでみてはどうだろうと思う。

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ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー

【2月度のコンテンツを更新しました】
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・DX関連のプレゼンテーションを大幅に拡充
・セキュリティと5Gについても新たなプレゼンテーションを追加
・講演資料「デジタル・トランスフォーメーションの本質とプラットフォーム戦略」を追加
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総集編
【改訂】総集編 2019年2月版・最新の資料を反映しました。
パッケージ編
講演資料「デジタル・トランスフォーメーションの本質とプラットフォーム戦略」
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ビジネス戦略編
【新規】デジタル化:デジタイゼーションとデジタライゼーション p.4
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとCPS p.18
【新規】デジタルトランスフォーメーション 2つの解釈 p.19
【新規】DXとPurpose p.20
【新規】DXの基本構造 p.30
【新規】DX実践のステージ p.35
【新規】デジタイゼーションとデジタライゼーションとDXの関係 p.36
【新規】オープン・イノベーション事例:MONET Technologies p.52
【新規】オープン・イノベーション事例:TOYOTA WOVEN CITY p.53
【改訂】改善・最適化戦略/変革戦略とDX p.72
【新規】エコシステム(生態系)とは何か p.84
【新規】プラットフォーム・ビジネスを成功させる3つの要件 p.85
【新規】共創とプラットフォーム p.86
【新規】プラットフォームの事例:エーザイ・認知症エコシステム p.87
【新規】プラットフォームの事例:エムスリー株式会社 p.88
【新規】DXとは(まとめ)p.87
【新規】共創ビジネスの実践 p.185
【新規】内製化の事例:クレディセゾンのサービス「お月玉」 p.186
【新規】内製化の事例:株式会社フジテレビジョン p.187
【新規】共創の事例:トラスコ中山 MROストッカー p.188
【新規】「営業力」は「大好き力」 p.249
【新規】営業目標達成を支える2つの要件 p.250
【新規】「活動生活」の3部類 p.251

ITインフラとプラットフォーム編
【新規】シングル・サインオン(SSO)・システム 1/2 p.111
【新規】シングル・サインオン(SSO)・システム 2/2 p.112
【新規】Microsoftのセキュリティ・プラットフォーム p.119
【新規】移動体通信システムの歴史 p.255
【新規】5Gのビジネスの適用領域 p.256
【新規】5Gの普及段階 p.261
【新規】5GによるIT/SIビジネスへの影響 p.267

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】スマート・スピーカー p.53
【新規】新しい学習方法 p.106

クラウド・コンピューティング編
【新規】オンプレとパブリック・クラウドの関係の推移 p.106

テクノロジー・トピックス編
【新規】ニューロモーフィック・コンピュータ p.62

下記につきましては、変更はありません。
 開発と運用編
 サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
 サービス&アプリケーション・基本編
 ITの歴史と最新のトレンド編

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