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【図解】コレ1枚でわかる「風通しの悪い組織」と「風通しの良い組織」 2/3

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「コンプライアンスで、なにをやるにもビクビクです。上司もやれと言っておきながら、問題が起きそうになると梯子を外すんですよ。そもそも、社内でこんな愚痴をこぼすことなんてできませんよ。ほんとうに窮屈です。」

ある若手営業がこんな愚痴をこぼしていました。「風通しの悪い組織」の典型的な姿です。これでは、組織の活力も削がれ、継続的な成長は望めません。一方で、とても活力にあふれた組織もあります。そういう組織についていろいろと調べてみると、「風通しの良い組織」である場合が多いようです。

両者には、どういう違いがあるのでしょうか。次の3つの視点から考えてみようと思います。

連載の2回目は、「問題への対処のしかたから考える」について解説します。

問題への対処のしかたから考える

問題への対処について、この2つの組織の行動の違いを整理してみましょう。

スクリーンショット 2019-10-29 6.31.20.png

まず、「風通しの悪い組織」にいるメンバーは、問題を意識すると、それを相談できないので、自分で何とかしようとします。解決できればいいのですが、それができないと結局は、それを遠ざけ、放置しようという心理が働きます。その結果、時間と共にリスクは益々大きくなってゆき、不安が拡大し、さらに問題意識を深めることになります。「停滞・衰退を拡大するサイクル」が生みだされてしまうのです。

「不満」は人を殺すことはありませんが、「不安」は時に人を殺すこともあります。死に至らしめるほどではなくても、心に深いダメージを与える可能性はあるでしょう。

一方、「風通しの良い組織」のメンバーは、問題意識を持つとすぐにその問題を上司やまわりと共有し、一緒に解決しようと行動します。当然、解決する機会は増え、達成、成功の喜びを感じる機会も増えることになります。それは、同時に「成長を実感」できる機会でもあるのです。

人は、このような機会をもっと得たいと思うようになります。この意識が、チャレンジを促し、学習意欲を高めることになります。「潜在力を引き出すサイクル」が回り始めるのです。

部下を育成し、組織としてのパフォーマンスを高めるためには、ルールや手段を教えるだけでは不十分です。「潜在力を引き出すサイクル」を作り、その組織にいることが、自分の成長につながることを実感させることです。そのような組織にいれば、人は自発的にルールや手段を学ぼうとするでしょう。

【次回に続く】

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