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【図解】コレ1枚でわかる情報システムの3階層

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「情報システム」は、次の3階層で成り立っています。

個別の業務を処理するソフトウェア:アプリケーション

「アプリケーション(Application)」とは、「適用、応用」という意味で、業務個別の仕事の流れをコンピュータで実行するためのソフトウェアのことです。販売管理システム、文書管理システム、経費精算システムなど企業や組織で使うものや、ワープロソフトや表計算ソフト、ブラウザーや音楽再生ソフト、ゲームソフトなど個人で使うものもあります。

アプリケーションに共通する機能を提供するソフトウエア:プラットフォーム

プラットフォーム(Platform)とは、「土台」と言う意味で、アプリケーションを動かすために必要となる共通機能を提供するソフトウェアのことです。

例えば、オペレーティングシステム(Operating SystemまたはOS」は、キーボードやマウス、通信装置やストレージ(データを保管する装置)などのハードウェアとアプリケーションのやり取りを仲介し、無駄なく、確実にシステム全体の動きを制御します。

また、様々なデータを体系的に管理してくれる「データベース管理システム」、システムの稼働状況を監視し問題があれば教えてくれる「運用管理システム」、プログラムの開発を簡単にしてくれる「開発支援ツール」などもプラットフォームの仲間です。後者は、アプリケーションとオペレーティングシステムの中間に位置するソフトウェアということで、「ミドルウェア(Middleware)」と呼ばれています。

情報システム動かすハードウェアや設備:インフラストラクチャー

インフラストラクチャー(Infrastructure)とは、「下支えするもの、構造」という意味で、略して「インフラ」と呼んでいます。プログラムを動かす電子機械であるコンピュータ、データを保管するストレージ、通信を担うネットワーク機器などのハードウェアやこれらを設置するデータセンター、ネットワーク機器、電源機器などの設備のことです。

もともとは、道路や鉄道、電気や電話、病院や学校など、私たちの生活や社会を維持するために必要とされる設備や制度を意味する言葉として使われていました。これが転じて、情報システムで使われるようになったのです。

ただ、個人で使うPCやスマートフォンなどは、インフラとは言いません。企業や組織、あるいは個人が、ネットを介して共用するサーバー("サービスを提供する者"という意味)」といわれるコンピュータやその周辺機器をインフラと呼んでいます。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

【10月度のコンテンツを更新しました】
・"デジタル・トランスフォーメーションの本質と「共創」戦略"を改訂しました。
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総集編
【改訂】総集編 2019年10月版・最新の資料を反映しました。

パッケージ編
【新規】デジタル・トランスフォーメーション ビジネスガイド(PDF版)
【新規】デジタル・トランスフォーメーション プレゼンテーション

ビジネス戦略編
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは p.12
【新規】DXによってもたらせる2つの力 p.22
【新規】競争環境の変化とDX p.34
【新規】前提となるITビジネスの環境変化(〜5年)p.36
【新規】デジタル・トランスフォーメーションのBefore/After p.54
【新規】デジタル・トランスフォーメーションの実践 p.56
【新規】共創ビジネスの実践 p.58
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サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】「自動化」と「自律化」の違い p.32
【新規】機械翻訳の現状とそのプロセス p.85
【新規】機械翻訳の限界 p.86

ITインフラとプラットフォーム編
【新規】ゼロ・トラスト・セキュリティ p.110
【新規】Microsoft 365 Security Center での対応 p.111
【新規】ユーザーに意識させない・負担をかけないセキュリティ p.112
【新規】ローカル5G p.254
テクノロジー・トピックス編
【改訂】RPAプレゼンテーション

下記につきましては、変更はありません。
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