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【図解】コレ1枚でわかるイノベーション

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イノベーションに「新機軸を打ち出す」、「新しい活用法を創造する」という意味が与えられたのは、20世紀前半に活躍した経済学者シュンペーターです。彼は1912年に著した『経済発展の理論』の中で、イノベーションを「新結合(neue Kombination)」であると説明し、次の5つに分類しています。 

  • 新しい財貨の生産 プロダクト・イノベーション
  • 新しい生産方法の導入 プロセス・イノベーション
  • 新しい販売先の開拓 マーケティング・イノベーション
  • 新しい仕入先の獲得 サプライチェーン・イノベーション
  • 新しい組織の実現 組織のイノベーション

いまの時代を考えれば、「感性のイノベーション」も付け加えたいところです。例えば、iPadやiPhoneのようにユーザー・インターフェイス(UI)からユーザー・エクスペリエンス(UX)が新たな経済的価値を生み出す時代になりました。それは、機能だけではなく、デザインが購買行動に大きな影響を与え、新しいライフスタイルを生み出す現象です。そう考えると感性もまたイノベーションのひとつの類型に入れてもいいように思います。

また、「イノベーションは創造的破壊をもたらす」とも語り、その典型として、産業革命期の「鉄道」を取り上げ次のようなたとえで説明しています。

「馬車を何台つなげても汽車にはならない」

つまり、「鉄道」がもたらしたイノベーションとは、馬車の馬力をより強力な蒸気機関に置き換え多数の貨車や客車をつなぐという「新結合」がもたらしたものだというのです。これによって、古い駅馬車による交通網は破壊され新しい鉄道網に置き換わってゆきました。

使われた技術要素のひとつひとつは新しいものではありませんでした。例えば、貨車や客車は馬車から受け継がれたもので、蒸気機関も鉄道が生まれる40年前には発明されていました。つまり、イノベーションとは発明すること(invention)ではなく、これまでになかった新しい「新結合」であるというのです。

発明は容易なことではありませんが、新結合であるとすれば、イノベーションは多くの人たちにチャンスの門戸を開いてくれているのかもしれません。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

【9月度のコンテンツを更新しました】
・デジタル・トランスフォーメーションについての記述を増やしました。
・新入社員研修の研修教材を改訂しました。
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総集編
【改訂】総集編 2019年9月版・最新の資料を反映しました。

パッケージ編
【改訂】新入社員のための最新ITトレンド研修・2019年9月版

ビジネス戦略編
【新規】IT投資並びに情報サービス産業の市場推移(1)p.3
【新規】IT投資並びに情報サービス産業の市場推移(1)p.4
【新規】コレ1枚でわかる最新のITトレンド p10
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(1) p.12
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(3) p.10
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(4) p.11
【新規】新規事業やイノベーションは「手段」に過ぎない p.89
【新規】成長を左右する2つのメンタリティ p.210
【新規】抵抗勢力に打ち勝つ方法 p.211
【改訂】「社会的価値」とは何か p.213
【新規】計画された偶発性理論 p.221
サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】Microsoft Hololense2 p.55
【新規】IoTとAR/MR p.56

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
*変更はありません

ITインフラとプラットフォーム編
【改訂】システム利用形態の歴史的変遷 p.68

クラウド・コンピューティング編
【改訂】異なる文化の2つのクラウド戦略 p.108

サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません

開発と運用編
*変更はありません

ITの歴史と最新のトレンド編
【新規】前提となるITビジネスの環境変化(〜5年) p.12
【新規】スマートフォンとは何か? P.13

テクノロジー・トピックス編
*変更はありません

【受付終了】次期・ITソリューション塾・第32期

次期・ITソリューション塾・第32期(10月9日開講)は、定員に達しましたので受け付けを終了させて頂きます。多くの皆様のお申し込みを頂きありがとうございました。

なお、既に参加意向のご連絡を頂戴しております方は、メールにて参加者の情報をお知らせ頂きたくお願い申し上げます。

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