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【図解】コレ1枚でわかるクラウドに吸収されるITビジネス

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システムを「所有」することしか選択肢がなかった時代には、ハードウェアの購入、据え付けやセットアップ作業、ソフトウェアの導入、設定などに多くの手間が必要でした。また、それらを設置するためのマシンルームやデータセンター、電源や冷却装置、通信回線などの設備もユーザー企業の責任において準備する必要がありました。そして、そのためのシステム機器の販売や工事、維持管理のための工数需要を生みだしていました。

しかし、クラウドでシステムを「使用」するとなると、このような需要がなくなってしまいます。まず、ハードウェアの販売や導入、据え付けに関わる作業、そのための設備工事はクラウド・サービスに吸収されます。

自前でシステムの一部を所有する場合でも、ハイブリッド・クラウドが前提となれば、パブリック・クラウドとの連係や親和性を考慮したシステムを導入しようという需要が高まると考えられます。

この需要に応えようというのが、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー(第4章を参照)です。クラウドで養ったシステム構築のノウハウを活かし、構築や設定の簡素化を徹底して追求したハードウェア製品です。

パブリック・クラウド事業者もまた、この需要に応え、自社サービスへの囲い込みも意識して、それぞれのサービスで使用しているシステム環境、自社のパブリックとプライベートを統合して一元的に運用管理できる仕組みを予め組み込んだハードウェアを自ら提供し、この需要に応えようとしています。AWSのOutposts、MicrosoftのAzure Stack、GoogleのGKE On-premなどです。

これらは必要な導入作業を済ませて出荷されるため、導入に関わる作業はわずかとなります。また、運用管理や保守、障害時の対応といった作業もネットワークを介してサービスとして提供それるので、工数需要も限定的です。

加えて、5G(第5世代通信システム)が普及すれば、高速かつ閉域のネットワークをソフトウエア設定だけで構築できるようになります。これまで、ネットワークの構築には、必要な機器や設備を準備するために多大な費用と作業が必要でしたが、この需要もなくなってしまいます。

このようにクラウドの普及は、これまでのIT産業の構造を大きく変えるインパクトをもたらそうとしています。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

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・講演資料を2つ追加しました。
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総集編
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【改訂】これからの開発と運用
【改訂】これからのビジネス戦略
ビジネス戦略編
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【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとCPS  p.7
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(1) p.8
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【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(5) p.12
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【新規】共創ビジネスの実践 p.146
【新規】DXと共創の関係 p.147
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講演資料:
【大学生・講義】テクノロジーな未来は私たちを幸せにしてくれるのだろうか?
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