【図解】コレ1枚でわかるサーバーレスとFaaS
「サーバレス」とは、アプリケーションの実行に必要なサーバのセットアップと管理を気にせず開発できることを意味する言葉で、サーバを必要としないわけではありません。この「サーバーレス」でアプリケーション開発できるクラウド・サービスをFaaS(Function as a Service)と言います。FaaSを使えば、必要なインフラの調達や管理をクラウド・サービスに任せられ、データベース、メッセージング、認証など、開発に必要な機能がサービスとして提供されるので、開発者はプログラミングに専念できるようになります。
- イベントドリブン方式でサービス(ある機能を実現するプログラム)のコードを書き、それを連携させるだけで、一連の業務処理を実行できる
- 実行に必要なサーバは自動で割り当て、必要に応じてスケールしてくれる
- 書いたコードはコンテナ上で実行し、終了すると即座に廃棄される
課金は、使った機能ごとに料金が計算されます。例えば、AWS のFaaSであるLamdaの場合、100万リクエストにつき0.20ドル、 GB秒あたり0.00001667ドルで、使わなければ料金は発生しません。また、1,000,000件リクエスト、月間 400,000 GB秒が無料となっています。IaaSのように使う・使わないに関わらずサーバを立ち上げている時間に課金されるのと異なり、使い方によっては、劇的なコスト削減が期待できます。AWSのLambdaの他にも、GoogleのCloud Functions、MicrosoftのAzure Functionsなどがあります。
FaaSを使うメリットは、コストの削減、スケーラビリティの確保、インフラの運用管理をアプリケーション開発者から解放することです。マイクロサービスとも相性が良く、それを実現する手段としても注目されています。
PaaS(Platform as a Service)との違いは、PaaSがリクエストごとにアプリケーション全体を起動・終了させる「リクエスト・リプライ方式」を、FaaSは必要なサービス毎に起動・終了させる「イベント・ドリンブン方式」を狙ったものであることです。
そのため、FaaSであらゆるアプリケーションを作れるというわけではなく、ECサイトやマーケティングサイトのように負荷予測が難しく、ダイナミックな負荷の変動に対応しなければならないアプリケーションに向いているといえるでしょう。ただ、その制約も少なくなりつつあります。
次期・ITソリューション塾・第32期(10月9日開講)の受付が始まりました。
次期・第32期では、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)の本質と実践」を基本コンセプトに、それを支えるテクノロジーや実践ノウハウなどを充実させる予定です。
そのための特別講師として、SAPジャパン社長の福田譲氏に講師をお願いし、DX時代の次世代ERPとお客様との実践的取り組みについてのお話を頂きます。
また、DXの先駆的な取り組みで成果をあげられている戦略スタッフサービス代表の戸田孝一郎氏、そんな時代の新しいセキュリティ戦略である「ゼロトラスト・セキュリティ」についてはマイクロソフト・ジャパンCSOの河野省二氏にも講師としてお招きし、新しい常識への実践的な取り組みをご紹介頂きます。
詳しくは、こちらをご覧下さい。具体的な日程や内容について、ご紹介しています。
ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA
【8月度のコンテンツを更新しました】
・量子コンピュータのプレゼンテーションに新しい資料を加えました。
・講演資料を2つ追加しました。
・動画セミナーを1編追加いたしました。
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総集編
【改訂】総集編 2019年8月版・最新の資料を反映しました。
総集編
【改訂】新入社員のための最新ITトレンド研修・2019年8月版
【改訂】これからのビジネス戦略
ITソリューション塾・最新教材ライブラリー/ITソリューション塾・第31期
【改訂】IoT
【改訂】AI
【改訂】これからの開発と運用
【改訂】これからのビジネス戦略
ビジネス戦略編
【改訂】デジタルとフィジカル(1) p.3
【改訂】デジタル・トランスフォーメーションとCPS p.7
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(1) p.8
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(3) p.10
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(4) p.11
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとは何か(5) p.12
【新規】DXを支える4つの手法と考え方 p.64
【新規】「手段」と「目的」をはき違えるな! p.87
【改訂】事業戦略を考える p.88
【新規】共創ビジネスの実践 p.146
【新規】DXと共創の関係 p.147
【新規】イノベーションの本質 p.154
サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
*変更はありません
サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
*変更はありません
ITインフラとプラットフォーム編
*変更はありません
クラウド・コンピューティング編
【新規】クラウド・ネイティブとは p.106
サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません
開発と運用編
【新規】システム化の対象範囲 p.4
【新規】ITの役割分担 p.5
【新規】ワークロードとライフタイム p.6
【新規】人間の役割のシフト p.7
【新規】超高速開発ツール p.86
ITの歴史と最新のトレンド編
*変更はありません
テクノロジー・トピックス編
【新規】メモリードリブン・コンピュータ p.56-59
量子コンピュータ
【新規】物理学とコンピュータ p.3
【新規】量子コンピュータの分類 p.4
【改訂】量子コンピュータの限界と可能性 p.6
講演資料:
【大学生・講義】テクノロジーな未来は私たちを幸せにしてくれるのだろうか?
【SIer向イベント】Sierはもういらない! DX時代にそう言われないために