【図解】コレ1枚でわかるLegacy ITとModern IT
「IT」の冠をいだく企業や仕事は沢山あります。しかし、その実態を見ると、大きく2つのグループに分けられそうな気がします。それがここにまとめた、Legacy ITとModern ITです。
「善悪」や「優劣」で両者を分けようというのではありません。本来、"legacy"には、「相続された財産、遺産」という意味があり、「価値のあるもの」だけが過去から後世に引き継がれてゆきますから、必ずしも「ダメなもの、価値のないもの」というわけではありません。一方、"modern"とは、「現代的、近代的」と言う意味です。価値が高いとか優れているとかを表す言葉ではありません。「今風である」という意味もあり、時代の変化に即した姿を現す言葉と言えるでしょう。本来は、"modern"の対義語は"classic"となるのでしょうが、先人たちの築かれた遺産への敬意を込めて"legacy"という言葉を使うことにしました。
ただ、ビジネス環境や社会環境が、急速に変貌を遂げる中、ITもまたそれに合わせて変化してゆかなければ、時代のニーズに対応できないことも確かです。本比較は、そんないまの時代に即したITとこれまでのITについて、その特徴や行動習慣、組織や行動の特性を、五月雨式に列挙したものです。ロジカルな裏付けを持って整理したわけではありません。ですから、ざっくりと "いい加減"に見ていただければと思っています。
実際のところ、多くの企業は、いずれの特徴をも持ち合わせているはずです。ただ、どちらに比重が置かれているのか考えるきっかけにはなるでしょう。また、時代のニーズや需要はLegacy ITからModern ITへと向かっています。この変化に対応できなければ、ビジネス・チャンスは少なくなってゆきます。そうならないためにどうすればいいのかを考える材料をご提供できるかも知れません。
どんなにすばらしい遺産であっても過去のものがいつまでも通用するとは限りません。だからといって、新しいものだけで、世の中の全てがなり立っているわけでもありません。この両者の違いを考え、自分たちの置かれている状況を鑑みながら、どうしたものかと、考えてみてはいかがでしょうか。
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スパコン「京」後継機、名称は「富岳」に決定
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ベクトルからパラレル/マッシブ・パラレルへ
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