【図解】コレ一枚でわかるコンピューター
「数」とは本来抽象的な概念であり、そのままで計算するのは容易なことではありません。そこで、この「数」を「ものを動かす」という物理現象に当てはめて計算しようという知恵が生まれました。例えば、何匹かの魚を均等に分けるとき、その魚を5人の前に順番に於いてゆくことで、割り算ができました。ただ、対象が大きなものでは動かすことはできません。そこでその対象ひとつひとつに石ころを割り当て、同様の計算ができることに気付いたのです。しかし、どこにでも適当な大きさの石ころがあるとは限りません。そこで、算盤のような道具が発明されました。これであれば、持ち歩くことができ、同様の計算ができるようになります。
しかし、手で動かすという物理現象では大規模で複雑な計算はできません。そこで、歯車を使い、その歯の数の組合せを利用して計算する道具が登場します。その歯車を手で回す、ゼンマイで回す、さらには蒸気機関を使って回すなどの道具が登場します。歯の数の違いを巧みに組み合わせ、切り替えながら、複雑で大規模な計算ができる道具が考案されました。そんな歴史は、機械式時計として、いまにも受け継がれています。
ただ、さらに大規模で複雑な計算を高速でおこなおうとすると、歯車では大仕掛けになりすぎて実現が難しくなります。そこで、「電気」の物理現象、つまりスイッチのオンとオフの組合せを使って計算する道具が登場します。
最初の頃は、リレーといわれる電磁石を使って機械的にスイッチのオンとオフを切り替える部品を使う道具が登場します。その後、真空管、さらにはトランジスターを使い、より高速でスイッチを切り替えられるようになり、いま私たちが使っているコンピューターへと受け継がれています。
ところで「計算」というに相当する英語には2つの単語があります。1つは、単一の計算、例えば割り算あるいはかけ算のような計算をおこなうCalculate、もうひとつは、Calculateを複数組合せて結果をもとめるComputeです。コンピューター(Computer)とはこのComputeをおこなう道具という意味で使われています。
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