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最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

時代遅れの離れ小島に取り残されてはいないだろうか?

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あなたは、今年入社した新入社員に「デジタル・トランスフォーメーションとは何か」を説明できるだろうか。もっと身近な話題として、AI、IoT、5Gがビジネスや社会にどのような変化をもたらすかを、彼らにわかりやすく伝えることができるだろか。あるいは、アジャイル開発がなぜバグフリーなのか、なぜ可読性やメンテナンス性が高くなるのかを説明できるだろうか。コンテナとKubernetesがDevOpsにとってどのような役割を果たし、どう活用すればいいのかを説明できるだろうか。

常識は日々新しい常識に上書きされている。その変化の系譜をたどり、次の常識はどうなるかを知ることが、トレンドを学ぶと言うことであろう。

基礎や原理原則を普遍であり、時代を経ても色あせることはない。しかし、それをどのように体現し実装するかは、どんどんと変わってゆく。この両者を結びつけて思考できる能力が仕事には必要とされている。

ITの業界で、いま特に必要とされていることは、経営や業務について、お客様と議論できる常識力だろう。

インフラやプラットフォームはクラウドや自動化にシフトしはじめている。ERPを自らの業務に最適化してカスタマイズすることは、もはや時代遅れであり、AIやIoT、ブロックチェーンなどの新しいテクノロジーを業務にいち早く取り入れ、ビジネスのスピードと付加価値を高めてゆくプラットフォームとして、あるいはサービスとして利用することが、もはや時代の潮流になろうとしている。

こういう仕組みを作り上げる仕事はこれからも必要となるが、求められる専門性は極めて高い。そういうスキルに自らを特化し、極めてゆく道もあるだろう。一方で、開発や構築、運用管理にともなう専門性の壁は、どんどんと引き下げられ、クラウドや自動化、サービスに任せることができるようになる。そうなれば、これらテクノロジーをビジネスの成果に、どのように結びつけることができるかが、IT人材には求められる。経営や業務についての常識力がますます大切になる所以だ。

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専門性を極めることは何も悪いことではない。しかし、ひとつのことにこだわり続けることは、リスクとなる場合もある。それに気付くには、自分の関わっている専門性が、テクノロジーのトレンドやビジネス環境の変化の中で、どのように位置付けられ、変化しているかを、ダイナミックに、そして広い視野で見渡し、その役割や価値を客観視できる俯瞰力が必要だ。しかし、現実には、日常の業務の忙しさに埋没し、世間の常識を学ぶ機会もなく、気がつけば、時代遅れの専門の離れ小島に取り残され、どこにも行けなくなってしまう。変化のスピードがかつてなく速い時代に生きる私たちにとっては、学び続けることは、もはや社会的な生存の条件ですらある。

デジタル・トランスフォーメーション(DX)とはビジネス・スピードを生みだすための企業の変革である

昨夜のITソリューション塾の講師である実践者からそんな話を伺った。その本質は、新しいデジタル・ビジネスを立ち上げることでもなければ、AIやブロックチェーンを駆使してコストの削減や生産性を上げることではない。それがどういうことか、なぜ必要か、どうすれば実践できるのかを学んだ。

そういう学びをきっかけに、自分の行動を変化させ、自分の会社やお客様を変えて欲しい。今年で11年目を迎えるITソリューション塾が目指していることだ。

自分の会社や仕事のこと、いや、自分自身のことを、広い視野で冷静に、そして客観的に捉え直して欲しい。そんな機会を提供したいと思っている。


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次期・ITソリューション塾・第31期(5月22日スタート)の受付が始まりました。

次期・第31期では、新しいテーマを追加し、より実践的な内容にしようと準備しています。そのための特別講師として、SAPジャパン社長の福田譲氏にも講師をお願いし、「DX時代の次世代ERPとプラットフォーム」をテーマにお話頂きます。

また、DXの実践では戦略スタッフサービス代表の戸田孝一郎氏、セキュリティの基本とDX時代の戦略についてはマイクロソフト・ジャパンCSOの河野省二氏にも講師をお願いし、新しい常識への実践的な取り組みをご紹介頂きます。

詳しくは、こちらをご覧下さい。具体的な日程や内容について、紹介しています。

参加登録された方はオンラインでも受講頂けます。遠方からのご参加、出張中、あるいは打ち合わせが長引いて間に合わないなどの場合でも大丈夫。PCやスマホからライブあるいはアーカイブの動画でご参加頂けます。

日程 2019年5月22日(水)〜7月31日(水)
回数 全10回+特別補講
定員 80名
会場 アシスト本社/東京・市ヶ谷
料金 ¥90,000- (税込み¥97,200)
全期間の参加費と資料・教材を含む
詳細 ITソリューション塾 第31期 スケジュール

* 参加のご意向がありましたら、正式なお申し込みは後日でも構いませんので、まずはメールにて、ご一報頂ければ幸いです。参加枠を優先的に確保させて頂きます。早々には定員に達すると思われますので、まずは、ご連絡下さい。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

【4月度・コンテンツを更新しました】==========

  • 2月よりスタートしたITソリューション塾の新しいシーズン(第30期)の講義内容を公開しています。
  • 動画セミナーを新しい内容に更新しました。

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総集編
【改訂】総集編 2019年4月版・最新の資料を反映しました。

動画セミナー
【改訂】人工知能
【改訂】これからの開発と運用
【改訂】データベースとストレージの最新動向

ITソリューション塾・最新教材ライブラリー
【改訂】ブロックチェーン
【改訂】量子コンピュータ
【改訂】RPA
【改訂】データベースとストレージの最新動向
【改訂】これからの開発と運用

ビジネス戦略編
【改訂】「デジタルとフィジカル(2) p.4
【新規】DXを取り巻く2つの環境 p.23
【新規】お客様との新しい関係 p.43
【新規】DXのシステム実装 p.50
【新規】2025年の崖 p.71
【改訂】「共創」ビジネスの本質 p.127
【新規】リーダーシップの在り方を見直す時代 p.182
【新規】「社会的価値」とは何か p.183
【新規】支配型リーダーシップと支援型リーダーシップ p.184
【新規】支配型リーダーと支援型リーダー p.185
【改訂】100年人生を生きるには学びつつけるしかない p.187
【新規】Input/Outputプロセス p.213

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
*変更はありません

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【改訂】コレ1枚でわかる人工知能とロボット p.28
【新規】一般的機械学習とディープラーニングとの違い p.69
【新規】機械学習における3つの学習方法 p.93
【新規】機械学習の活用プロセス p.108

クラウド・コンピューティング編
【新規】異なる文化の2つのクラウド戦略 p.102

サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません

開発と運用編
【新規】ウォーターフォール開発とアジャイル開発の違い その1 p.21
【新規】ウォーターフォール開発とアジャイル開発の違い その2 p.22
【新規】Twelve Factorsとの関係 p.53
【新規】Kubernetes の全体構造 p.54
【新規】エンジニアの役割分担 p.61

ITの歴史と最新のトレンド編
*変更はありません

ITインフラとプラットフォーム編
【新規】「境界防衛」から「ゼロトラスト」へ p.108

テクノロジー・トピックス編
*変更はありません

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