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【最新版】「最新のITトレンドとこれからのビジネス」プレゼンテーション

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「最新のITトレンドとこれからのビジネス」という、ITベンダーやSI事業者向けのeラーニングを作ることになり、その収録をおこなった。途中わずかな休憩をはさみながらも11時から18時までの7時間、昼食抜きでの連続収録という突貫工事で、撮影スタッフたちも相当につかれたことだろう。話し続けた当事者である私も、収録が終わったときには、達成感と言うよりも脱力感と疲労感がドッっと押し寄せてきた。

不思議なもので、話しているときに疲労を感じることはない。また、なかなか冷静で、誤った表記や誤字に気付いたり曖昧だった説明に「まずいなぁ」と反省したりしている。そして、次はこんな資料を作ろうとか、ここはこのように書き換えようと、話している脳みそとは別のところで、いろいろと思案している。

eラーニングは「残る講義」でもあるので、資料は丁寧に作り直した。既に数千枚のプレゼンテーションがあるのだが、それらを見直しフォントやカラーを統一したし、「かわいいフリー素材集いらすとや」の多大なるご協力を頂きイラストも入れ替えて体裁を整えた。また、こういう資料を作れば分かりやすいのではないか、これからを考えるならこんな内容も盛り込もうと新たな資料を追加した。そのプレゼンテーションがこちらです。

全てのコンテンツは無料でご覧頂ける。また、「ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリーLiBRA」の会員なら、パワーポイントのオリジナルをダウンロードしロイヤリティフリーでご利用頂ける。

実は「ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリーLiBRA」も、毎月コンテンツが増えてゆくので資料が探しにくいというご意見を頂いていた。自分でも正確な枚数は数えていないが3000枚は越えていると思う。丁度いい機会なので、今後はアーカイブを増やしつつもこれを「最新のまとめ」として更新し、使いやすいものにしてゆこうと思っている。

ついでながら10月10日から「ITソリューション塾・第29期」が始まるが、ここではもっと丁寧に「最新のITトレンドとこれからのビジネス」を解説してゆく。今期は遠隔地からのオンライン参加も含めて100名を越えることとなった。リモート研修にはzoomを使っているのだが、これは品質も良く安定していてとても使い勝手がいい。今回のeラーニング教材は、そんなオンライン講義でも分かりやすいようにと、配色や文字の大きさ、配置を工夫した。おかけで、今回の資料作りは、一石三鳥のお得感がある。

最近、こういうITトレンドについての研修についてIT企業以外からご依頼を頂くことが増えている。特に製造業からのご依頼は多い。IoTやAIについて、話をして欲しいというご依頼をIT部門ではなく事業企画や経営企画、あるいは技術部門から頂くことが多い。

もはやIT抜きにビジネスを語れないし、ITは合理化やコスト削減の手段から差別化や新しいビジネス・モデル構築の前提となりつつある。そんな視点も踏まえながらこの資料を作ったわけだが、その意味でも大いに勉強になった。

アウトプットは効率のいい勉強法だということを改めて実感した。分かりやすいアウトプットを作ろうとするほどに、自分の知識の曖昧さに気付かされる。おかげで1つのアウトプットを作る度にインプットがその何倍も必要になる。今回も改めていろいろな情報に当たって頭の中を整理し、新たな知見を手に入れることができた。

そんな成果を、よろしければご覧頂きたい。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

LiBRA 10月度版リリース====================
・新たに【総集編】2018年10月版 を掲載しました。
「最新のITトレンドとこれからのビジネス戦略」研修に直近で使用しているプレゼンテーションをまとめたものです。アーカイブが膨大な量となり探しづらいとのご意見を頂き作成したものです。毎月最新の内容に更新します。
・アーカイブ資料につきましては、古い統計や解釈に基づく資料を削除し、減量致しました。
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ビジネス戦略編
【更新】UberとTaxi p.10
【更新】もし、変わることができなければ p.16

人材開発編
*変更はありません

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】モノのサービス化 p.34
【更新】モノのサービス化 p.37

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【更新】AIと人間の役割分担 p.12
【更新】自動化から自律化への進化 p.24
【更新】知的望遠鏡 p.25
【更新】人に寄り添うIT p.26
【更新】人工知能・機械学習・ディープラーニングの関係 p.64
【更新】なぜいま人工知能なのか p.65

サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません

サービス&アプリケーション・開発と運用編
【新規】マイクロサービス ・アーキテクチャ p.62
【新規】マイクロサービス・アーキテクチャの6つのメリット p.63
【新規】マイクロサービス・アーキテクチャの3つの課題 p.64
【新規】FaaS(Function as a Service)の位置付け p.68

ITインフラとプラットフォーム編
【更新】Infrastructure as Code p.78
【新規】Infrastructure as Codeとこれまでの手順 p.79
【更新】5Gの3つの特徴 p.235

クラウド・コンピューティング編
【更新】クラウドの定義/サービス・モデル (Service Model) p.41
【更新】5つの必須の特徴 p.55
【新規】クラウドのメリットを活かせる4つのパターン p.57

テクノロジー・トピックス編
*変更はありません。

ITの歴史と最新のトレンド編
*変更ありません

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