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プレゼンテーションを魅力的に、そしてわかりやすくするための3つのこと

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魅力的なプレゼンテーションができるようになりたい。

あなたがそう思うのであれば、相手が何を聞きたいかを想像し、徹底して考え抜くことだ。相手は誰か、彼らは何を期待してあなたの話を聞こうとしているのか、彼らはあなたの話からどのようなことを知りたいのか。

自分の伝えたいことを伝えるのではなく、相手の知りたいことを伝えること

自分にとってふさわしい、あるいは役に立つことであり、まさにそれを知りたかったと思ったときに、人は「魅力」を感じる。

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自分が経験したこと、学んできたことを、少しでも伝えたい。きっと役に立つはずだし、こうやって資料も作った。できるだけ沢山相手に届けたい。

そういうのを「余計なお世話」という。そんなあなたの独りよがりになんかお付き合いしたくない。あなたは沢山の資料を作り、それを話しきることこそ、自分の役割だと思っているかもしれないが、それはただの自己満足だ。

プレゼンテーションは誰のためか。自分のためではなく、あなたが話そうとしている相手のためだ。ならば、相手の知りたいこと、聞きたいこと、背中を押して欲しいことを徹底して考え抜いて、話しのストーリーや資料をまとめ上げることだ。

相手の知識のレベルや置かれている立場、仕事で求められていること、わざわざ時間を作ってまで、あなたの話を聞きに来ている理由は何か。その人たちを満足させるためには、何を伝えればいいのか。そんな想像力をはたらかせることが、プレゼンテーションを魅力的にする一番の原動力だ。

「わかりやすさ」も魅力を増す助けをしてくれる。わかりやすさとは、適度な冗長性身近にイメージできる比喩丁寧な解説だ。

「適度な冗長性」とは、「同じことを繰り返す」ということ。特に大切だと思うメッセージは、説明の仕方や視点を変えて、繰り返し登場させると、相手の理解も深まり、気付きを得る機会も増える。できるだけ冗長性を省き、無駄なく合理的にまとめようとすると、とてもわかりにくい。例えば、法律文書や学術論文を読んで「わかりにくい」や「難しい」と感じる理由の1つは、もちろん前提となる知識のなさもあるが、文章に冗長性が乏しく、同じことを繰り返すことなく書かれているからだ。

プレゼンテーションは、正確に間違いなく「伝える」ことが目的の法律文書や学術論文とは違う。「伝わる」ことが目的だ。だから、大切だと考えるところは、繰り返し説明することで、「伝わる」ように心がける必要がある。

必要以上に同じことが繰り返されれば、「またか」ということになる。だから、表現や説明の仕方を変えながら、少しだけ冗長度を高めるよう心がけよう。

「身近にイメージできる比喩」とは、話しを聞いてくれる相手が「知っている」ことを引き合いに出して説明することだ。例えば、聴衆の会社や業界にいれば誰もが知っていること、最近話題になったニュース、誰もが経験している日常的なことなどを例にして、話をすることだ。

私の友人が講演の折、その前日に行われた「AKB48の総選挙」の話題に触れ、話をしたそうだが、うけるどころか、なんとも沈鬱な空気が流れたそうだ。相手は、企業の経営者や幹部の人たちだったという。これは、話しを聞く相手にとって「身近にイメージできる比喩」ではなかったようだ。

「丁寧な説明」とは「分解と組み立ての説明」だ。よく、「専門用語は使わないほうがいい」というが、それは大きな間違えだ。専門用語は、背景や意味、結論を包括した言葉であって、思考の省力化に大いに貢献してくれる。むしろ、重要な専門用語は使った方が、コミュニケーションが捗り、聞く人たちの理解を助けることになる。

問題は使い方だ。相手が知っていることを前提で専門用語を使ってはいけない。知らないことを前提に使うことだ。

知らないのだから、まずはこの言葉が使われるシーンや背景、何を意味し何を伝えようとしているか、それが如何なる価値や結果をもたらすのかを丁寧に分解し、あらためて再構成して、その言葉を理解してもらうことだ。そうやって、最初に丁寧に説明をしておけば、あとはその言葉だけで相手は理解でき、情報伝達の効率は向上する。

専門用語に限らずだが、ここはわかりにくいはずだ、前提知識が乏しいだろう、初めて聞く言葉かもしれないを常に想像し、そういうことには丁寧な説明を心がければ、魅力的になる。

おわかり頂けただろうか。ここで一貫して申し上げていることの根幹にあるのは、「想像力を働かせよ」ということだ。言葉を換えれば、「相手への思い遣り」であり「愛情」ということになる。

そのような意識と態度が、プレゼンテーションを魅力的にしてくれる。

【募集開始】ITソリューション塾・第29期 10月10日より開講

デジタル・トランスフォーメーションへの勢いが加速しています。クラウドはもはや前提となり、AIやIoTを事業の競争力の源泉にしようと取り組んでいる企業は少なくありません。ITを使うことは、もはや「手段」ではなく「目的」であり「本業」へと位置づけを変えようとしています。このような取り組みは内製となり、これまでの工数を提供するビジネスは需要を失い、技術力を提供するビジネスへの需要は拡大しつつあります。

この変化の道筋を見通し、先手を打つためにはどうすればいいのかを、学び考えるのが「ITソリューション塾」です。次期より講義内容を刷新致します。

最新のトレンドをわかりやすく体系的に整理することだけではありません。アジャイル開発やDevOps/デジタルトランスフォーメーション、新時代のサイバーセキュリティなどについては、それぞれの最前線で活躍する講師を招いて、その感性と実践ノウハウを学びます。

日程 :2018年10月10日(木)〜12月19日(水)
回数 :全11回
定員 :80名
会場 アシスト本社/東京・市ヶ谷
料金 :¥90,000- (税込み¥97,200)

参加登録された方はオンラインでも受講頂けます。出張中や自宅、あるいは打ち合わせが長引いて間に合わないなどの場合でも大丈夫。PCやスマホからライブ動画でご参加頂けます。

詳しくは、こちらをご覧下さい

【残席わずか】新入社員ための最新ITトレンド研修

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IoT、AI、クラウドなどのキーワードは、ビジネスの現場では当たり前に飛び交っています。デジタル・トランスフォーメーションの到来は、これからのITビジネスの未来を大きく変えてしまうでしょう。

しかし、新入社員研修ではITの基礎やプログラミングは教えても、このような最新ITトレンドについて教えることはありません。

そんな彼らに「ITトレンドの最新の常識」と「ITビジネスに関わることの意義や楽しさ」についてわかりやすく伝え、これから取り組む自分の仕事に自信とやり甲斐を持ってもらおうと「新入社員ための最新ITトレンド研修」を昨年よりスタートさせました。今年も7月17日(火)と8月20日(月)に開催することにしました。

参加費も1日研修で1万円に設定しました。この金額ならば、会社が費用を出してくれなくても、志さえあれば自腹で支払えるだろうと考えたからです。

社会人として、あるいはIT業界人として、厳しいことや頑張らなくちゃいけないことも伝えなくてはなりません。でも「ITは楽しい」と思えてこそ、困難を乗り越える力が生まれてくるのではないでしょうか。

  • ITって凄い
  • ITの仕事はこんなにも可能性があるんだ
  • この業界に入って本当に良かった

この研修を終えて、受講者にそう思ってもらえることが目標です。

よろしければ、御社の新入社員にもご参加いただければと願っております。

詳しくは、こちらをご覧下さい。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA

LiBRA 7月度版リリース====================
ITソリューション塾・第28期の最新教材を掲載
メモリー・ストレージ関連のチャートを拡充
AI専用プロセッサーについてのチャートを追加
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ビジネス戦略編
【新規】デジタル・トランスフォーメーションの定義 p.22

インフラとプラットフォーム編
【新規】メモリーとストレージの関係 p.216
【新規】速度と容量の違い p.217
【新規】ストレージ構成の変遷 p.217
【新規】新章追加・不揮発性メモリ p.238-242
メモリ階層
コンピュータの5大機能
記憶装置の進化
外部記憶装置が不要に!?

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【新規】IoTビジネスとはどういうことか p.43
【新規】IoTビジネス戦略 p.45

サービス&アプリケーション・先進技術編/人工知能とロボット
【新規】AIやロボットに置き換えられるものと残るもの p.111
【新規】皆さんへの質問 p.131
【新規】求められる人間力の形成 p.132
【新規】新章の追加・AI用プロセッサーの動向 p.133-146
急増するAI 専用プロセッサ
人工知能・機械学習・ディープラーニングの関係
深層学習の計算処理に関する基礎知識
AI = 膨大な計算が必要、しかし計算は単純
学習と推論
GPUはなぜディープラーニングに使われるか
データセンター向けGPU
GoogleがAI 処理専用プロセッサ「TPU」を発表
TPUの進化
クライアント側でのAI処理
Apple A11 Bionic
ARMのAIアーキテクチャ

開発と運用編
【新規】VeriSM p.6
【新規】早期の仕様確定がムダを減らすという迷信 p.13
【新規】クラウド・バイ・デフォルト原則 p.17

クラウド・コンピューティング編
*変更はありません

サービス&アプリケーション・基本編
*変更はありません

テクノロジー・トピックス編
*変更はありません

ITの歴史と最新のトレンド編
*変更はありません

【ITソリューション塾】最新教材ライブラリ
第28期の内容に更新しました。
・CPSとクラウド・コンピューティング
・ソフトウェア化するインフラと仮想化
・クラウド時代のモバイルデバイスとクライアント
・IoT(モノのインターネット)
・AI(人工知能)
・データベースとストレージ
・これからのアプリケーション開発と運用

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