ブログ投稿数1270回!そして気付いたことアレコレ、ブログを書きたいあなたのために
ブログ投稿数1270回!気がつけばそんな回数になっていました。
「ブログというものがあるらしい。面白そうだからやってみよう。」そんなノリで自社のサイトにブログ・ページを立ち上げたのが、2007年11月20日のことです。当時、文章を書くことに苦手意識を持っていたのですが、新しいもの好きが勝り、気がつけば9年も書き続けています。
そんなことを続けるうちに、もう少しチャレンジしてみたくなりました。
「毎日書く!」
これはかなりのハードルです。ならば、自分を追い込むために、土俵を変えようと言うことで、名だたるブロガーが集まるITmediaのオルタナティブ・ブログで記事を書くことにしました。これなら手抜きはできないぞと、2014年5月14日から投稿をはじめました。
これは流石に大変なことでした。本当に「毎日」を半年くらいは続けたのですが、書くことが目的となり、内容が伴わない投稿も増えてしまいました。そこで、「毎日」から「週日の毎日・休日や休暇の日はなし」と自分のルールを改め、すこし余裕を持てるようにし、いまに至っています。
自社サイトの週次ブログの投稿数は635回、そして奇しくもオルタナティブ・ブログの日次ブログも今日で635回です。合わせて1270回\(^o^)/よく書いたものだと思います。
そもそも、ブログなるものをはじめようと思ったのは、好奇心もありますが、狙いはランディングのためでした。私には大企業の看板はありません。自分を看板にするしかありません。だからといって、広告宣伝費をかける余裕などありません。お金をかけずにどうすればブランティングできるかを考えたとき、ブログが使えるのではないか?と考えたわけです。
当初は身内(?)がたまに見てくれる程度のことでしたが、9年書き続けたいまは、毎週数千人から一万人を超える方々にご覧頂けるまでになりました。一番多くの人に見て頂いたブログは17万人/日というものがありましたが、これはもうびっくりで、サーバーがダウンしてしまいました(笑)。
「継続は力なり」を実感しています。そして、当初の狙いであったブランド作りとはなにかを、途上ではありますが、その意味を理解できるようになってきました。「ブランディングとは時間の積み上げ」であると。継続してアウトプットを出し続けることが、ブランド作りには大切なのだと感じています。
単発でアウトプットしても、一時的な興味を引くことはできても「ブランド」は築けません。稚拙であっても、昨日よりも少しでも良い文章をと想いながらアウトプットし続けることが、ブランドを育てることなのだと思えるようになりました。
ブログを書くことで思わぬ副産物も生まれました。それは、「毎日決まった時間、集中して考える機会を手に入れた」ということです。日々流れてゆく時間の中で、「考える」というケジメを必ず与えてくれます。「書く」とは「考える」ことなのです。
聞きかじりした言葉、曖昧な理解、通り過ぎた出来事をそのままにしてしまうのではなく、ちゃんと説明しようと思うとそれなりに気合いを入れて考えなくてはなりません。そんな時間を1日に1回は必ず与えてくれます。そして、世の中の関心事は何かをと考え、どうすればわかりやすく伝えられるだろうか考えるわけです。本を読み、ネットを眺め、人の話を聞き、「難しい内容だなぁ」と感じると、なんとかしてわかりやすく説明できないかと考えてしまう、そんな習慣が身についてゆきました。
スポーツでも同じですが、数をこなせば、オリンピック選手にはなれなくても、それなりのレベルにはなるものです。文書を書くと言うことにおいて、練習の機会を与えてくれたのがブログを書くことでした。そんな練習の成果は、3冊の書籍になりました。そして、いま新たに2冊の書籍を執筆しています。
いまこのブログをご覧になっている方で、「ブログを書きたい」と思っている方がいらっしゃるかもしれません。そんな方に是非申し上げたいのは、「決心してから書き始める」は辞めましょうということです。まずは書き始めことです。
「批判されるのが心配だ」、「うまく文章が書けないから恥ずかしい」、「続けられるかどうか自信が無い」と考える必要はありません。あなたが心配するほどに最初は誰も見てはくれませんから(笑)!
カタチから入ることです。カタチを続ければ、それはやがて決心を育ててくれます。文書力も磨かれます。そうなった頃には見てくれる人も増えるでしょう。
決心とは、はじめるために必要なのではなく、継続するために必要な心の有り様なのです。そして、それが自分を鍛えてくれるのだと思います。
さて、そろそろこの記事も終わりにしようと思います。そして投稿が終わると、「さて、明日は何を投稿しようか」とまた考えてしまうでしょう。アウトプットするということは、自分を空っぽにして、また次の何かを取り込まなければならないという強迫観念というか、モチベーションというか、そんなものをうみだすようです。それが学びのきっかけであり、自分のリズムを作ってくれているようです。
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最新版【2016年9月】をリリースいたしました。
今回は全資料について、ノートへの解説を追加しています。また、更新履歴が増えすぎたことで、ダウンロードボタンが押しにくいというご指摘をいだき、過去の履歴を別ファイルに集約して、すっきりさせました。
【インフラ&プラットフォーム編】(295ページ)
内容的に古くなったページを削除し、新たなページを追加、ノートの解説も増やしました。
【新規】「セキュリティが不安でパブリック・クラウドは使えない」は本当か? p.79
【新規】サーバー利用形態の歴史的変遷 p.160
【新規】SDIの求められる必然性 p.162
【新規】サーバー仮想化の3つのメリット p.188
【アプリケーション&サービス編】(256ページ)
人工知能関連のチャートを大幅に追加、解説(文章)付きスライドも増やしています。内容の古いチャートは削除しました。
【新規】「自動化」から「自律化」への進化 p.139
【新規】人工知能・機械学習・ディープラーニングの関係 p.147
【新規】「記号処理」から「パターン認識」へ p.152-153
【更新】ディープラーニングの画像認識能力 p.160
【新規】シンギュラリティの意味 p.184-185
【新規】システム資産・運用の歴史的変遷 p.232
【新規】汎用目的技術 p.254
【新規】PC誕生の歴史 p.255
【ビジネス戦略編】(94ページ)
記載内容が古いチャートを削除し、解説文付きのチャートを増やしました。
【新規】デジタル・トランスフォーメーションの意味 p.4
【新規】テクノロジーが変える社会基盤 p.8
【新規】"uberlist"になるための実践ステップ p.12
【新規】バイモーダルITと人材のあり方 p.73
【新規】求められるスキルの転換 p.74
閲覧は無料です。ダウンロード頂く場合は会員登録(500円/
「ポストSIビジネスのシナリオをどう描けば良いのか」
これまでと同じやり方では、収益を維持・拡大することは難しくなるでしょう。しかし、工夫次第では、SIを魅力的なビジネスに再生させることができます。
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こんな方に読んでいただきたい内容です。
SIビジネスに関わる方々で、
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