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最新ITトレンドとビジネス戦略をわかりやすくお伝えします!

おもしろそうだからやってみる、それでいいじゃないか、それこそが成長の楽しみ方だ

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昨夜は、「クラウド研究会」に参加させて頂いた。クラウドとコンテナがテーマで、コンテナの原理、実装・実用の事例、PaaSとの関係、Microsoftのコンテナ戦略とその仕組みなど、とても興味深いテーマでの話が続いた。

エンジニアでもない自分が、果たしてこんな話を聞いて、どこまで理解できるだろうかと躊躇もしたが、なるほど、コンテナとはこういう仕組みなのかと、こんな価値があるのかと新たな気付きを得ることができ、参加した甲斐があったと思っている。

正直を言えば、前半部は半分も理解できなかった (^^; しかし、何とか理解してやろうと必死で脳みそをフルスロットルに踏み込んだ。でも、やっぱり分からなかった(笑)。

ただ、全てが分からなかったわけでもない。コンテナと仮想マシンの違い、Linuxの進化とコンテナとの関係、コンテナが目指しているもの、コンテナの限界など、自分の中にあった様々な部品のような情報の断片が、「そういうことだったのか!」とつながる瞬間が何度かあった。「Eureka!」である。こんな出逢いが、こういう勉強会の楽しみでもある。

Eureka.gif

こういう勉強会にあまり参加したことがないという若者を強引に同行させた。彼女も「よく分からない」とはいいながらも盛んにメモを取っていた。そして、最後に感想を聞いてみると・・・

「面白かった。いろいろとメモも取りました。後で調べてみようと思います。」

ITが好き、技術が好き。だけど職場ではなかなかそれを活かせる機会がないという。すこし、落ち込んでいるようだったので誘ってみたのだが、作戦は大成功だったようだ。彼女は、目を輝かせながら帰って行った。

  • 分からないけど好きだ
  • 興味があるけど何から手を出していいか分からない
  • 気にはなっていたんだけど

勉強の切っ掛けというのは、そういうところにある。そして、本を買ってみる、このような勉強会に参加してみる、ネットで調べてみる。やってみようと思ったら、やってみることだろう。好きなことは苦にならないし、身にもなる。それを躊躇しないことが、自分の知識を磨き上げてゆく切っ掛けとなる。

先日テレビを見ていたらピザの宅配をやっているアルバイト学生が、ピザをデリバリーするために、時間帯や信号の数など様々な条件を考慮しながら、1分でも早くお客様に届けるにはどうすればいいかをいつも考え、名人技を磨いている姿を見た。いまは名人となった寿司職人が下積みの時代、皿洗いや掃除しかやらせてもらえなかった頃、如何にすれば先輩たちの仕事が楽になるか、どうすれば短時間で終わらせることができるか、試行錯誤を繰り返しながらスキルを磨いていたという話を聞いた。

単調でつまらないとも思える仕事をゲームでもするかのように楽しんでいる。最初は要領も分からず、手間もかかったと思うのだが、工夫し、知恵を働かせれば、どんどんと成果が上がって行く。楽しみながら能力を向上していったわけで、これこそが成長の原動力なのだろうと気付かされた。

宅配時間を短くできても、皿洗いが早くなっても、人生にはたいして役に立たないという人もいるだろうが、大切なことは「成長の楽しみ方」を知ったことなのだ。皿洗いが他の作業に変わっても、きっとその考え方が通用する。

何をしようかを迷っていてはもったいない。迷う前に、面白そうなことをやってみることだ。面白くないことをやらされているなら、面白そうなことを1つでもいいからみつけて、楽しみ方を探ることだ。それが、勉強であり、人生を楽しくしてくれる

【最新版】最新のITトレンドとビジネス戦略【2015年12月版】

*** 全て無償にて閲覧頂けます ***

最新版【2015年12月】をリリースいたしました。

今月の目玉は、「オンプレからパブリッククラウドへの移行」について、ドキュメントを追加しています。移行をご検討のユーザー企業・情報システム部門の方は企画書や経営会議の資料として、SIerの方はお客様の提案資料としてご利用頂けると思います。

なお、今月より「テクノロジー編」を「インフラ&プラットフォーム編」と「サービス&アプリケーション編」の2つに分割致しました。(全438ページとなり資料探しに手間がかかるようになったため)

【インフラ&プラットフォーム編】(246ページ)

  • ハイブリッド・クラウドについて、各社の取り組みを比較しやすいように資料を作り直しました。P44
  • PaaSについての解説をわかりやすく修正しました。p.55-56
  • 「パブリッククラウドへの移行の勘所」と「パブリッククラウド移行の企画書・提案書の作り方」の章を新しく追加しました。SIerにとっては顧客提案資料として、また、ユーザー企業の方は経営会議や企画会議の資料としてご利用頂けると思います。p.77-94

【アプリケーション&サービス編】(192ページ)

  • 誤字・脱字等を修正しました。内容に大きな変更はありません。

【ビジネス戦略編】(74ページ)

  • 「SI事業者の成功要因の変化」を追加致しました。
  • 「PEST分析と5フォース分析で見るクラウド化」を追加しました。
  • 「事業再構築の逆Cカーブ」と「SIビジネスへの適用」を追加しました。
  • 「基幹業務のAWS適用事例」を追加しました。

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「情報と処理の基礎は教えているが、クラウドやIoT、ビッグデータは教えていません。」

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「【図解】コレ1枚で分かる最新ITトレンド」に掲載されている100枚を越える図表は、ロイヤリティ・フリーのパワーポイントでダウンロードできます。自分の勉強のため、提案書や勉強会の素材として、ご使用下さい。

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目次

  • 第0章 最新ITトレンドの全体像を把握する
  • 第1章 クラウドコンピューティング
  • 第2章 モバイルとウェアラブル
  • 第3章 ITインフラ
  • 第4章 IoTとビッグデータ
  • 第5章 スマートマシン

>> 詳しくはこちらをご覧下さい。

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