サイボウズkintoneで東南アジアのブルーオーシャンに挑む
私たちLao-Japan Gatewayは、サイボウズさんのアジアパートナーとして2018年からラオスを担当させていただいています。
日本のITソリューションの海外展開ではまず日系企業の現地法人向けからスタートして、いずれローカル企業へという戦略がとられることが多いのですが、ラオスでは最初からローカルの市場を狙っています。
これは、Lao-Japan Gatewayのミッションが、日本からラオスへ、ラオスから日本へ、それぞれのいいモノ、いいコトを紹介するというのがひとつ。
そして、もうひとつ重要なのが、これからエンタープライズITの市場が形成されようとしているところでスピーディーに開拓していこうという考えです。
日本のITベンダーの海外展開で初めからローカルの市場にフォーカスしている例はほとんど無いように思います。だからこの、ある意味逆張りのチャレンジはとてもエキサイティングであります。
先日、ラオス商工会議所(日系企業の商工会議所ではなくて、ラオス企業のです)の協力を得て、サイボウズ キントーンのセミナーを開催しました。題して、「デジタル化によるラオス企業の競争力強化(意訳)」です。
ラオス商工会議所会員企業なので、参加者は100%ラオスの企業、プレゼンテーションなどは基本すべてラオス人がラオス語で行いました。(一部、サイボウズ山田副社長と私Lao-Japan Gateway 磯島の挨拶だけ日本語からラオス語への通訳あり)
日本で外資系ITのベンダーが信頼を獲得して、地に足のついたビジネスを行っていくには、日本人が日本語で日本のビジネスバックグラウンドを踏まえてアプローチしていくのが早道ですけど、逆の立場になったときにも同じことではないかという気がします。
ラオスで初開催のサイボウズ キントーン セミナーは、多くの参加者で満員御礼、参加者が抱える組織の課題を発表してもらうワークショップも白熱し、思った以上に盛り上がりました。そして、8割の会社からトライアルの申し込みをいただくという、ものすごいコンバージョン。
実は何年も前からラオスでITの仕事も手がけたいといろいろ模索していたのですが、なかなかきっかけがつかめませんでした。(いわゆる、まだ早いと言われるような状況)
しかし、ここへきて機が熟してきました。まあ、熟したというより、少し熟れはじめた(かな?)という感じで。
ラオスのDigitalizationに向けて、ワクワクするスタートです!
追記
もしラオスのITマーケットに興味があるベンダーさんがいらっしゃいましたら、ぜひLao-Japan Gatewayにお知らせください。