Orange Fab Asiaのデモデイ@東京 アジアのスタートアップは視点が面白い
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Orange Fab Asiaのデモデイ@東京に行って来ました。韓国、台湾、シンガポール、日本のスタートアップ24チームが6/15新宿に集った。
日本のスタートアップをコンテストやメンタリングでみているのとはちょっと違う光景というか、テーマの特定の仕方がかなり異なっていて興味深い。
NexSys 工事現場とかのITヘルメット・・・これで死傷を減らす。ヘルメット関係、最近よくみますね。工事用は初めてですが。NESTの受賞チームはバイク用。IBMCはスキーとか。
Pamily IoTっていっても猫用インテリジェント玩具、犬用もあり。他にペットの顔認識技術も。
シンガポール勢はこちらの記事に:Orange Fab Asiaが「Spring 2016 season」の東京デモデイに招くシンガポールのスタートアップ3社を選抜 日本でも似たモノはあるが、アングルが異なるようで。シンガポール優勝は、貿易のドキュメントなどプロセスのIT化事業。
他にもコンシューマー用でないものもけっこうあったり、エンタープライズでガチのテクノロジーもあり(本当に実現できるか?と思ったりするような)興味深かった。
エグゼキューション勝負のビジネスが多いとはいえ、やはりテーマの設定、問題の特定が肝心。日本って似通ったりするのが多いのがもったいない。
それから、テクノロジーで差別化という技術志向のスタートアップの比率が高く、それも目を引いた。
日本が起業大国を目指すなら、純血でなく、こうした海外の起業家・人材を日本のエコシステムに呼びこんで推進するべきだ。
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