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「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞2015」の審査は面白かった

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おととい1月16日のJR博多シティでの「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞2015」の公開審査会に審査員の一人で参加。三回目となるこのイベント...昨年は審査の時間の穴埋めの講演を(福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞に参加&講演した...日本で最先端の二社も)。

今年は 11チームが作品をプレゼンしてくれたが、面白い一日になった。がめ煮という料理があるが、前回もそうだが何でもありのごった煮...会社も個人も、学生からプロまで、つくりたてや開発途上のプロダクトから、既に上市された商品まで。

以下のようなユニークな作品が色々と登場し、審査は悩ましい状況に。

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こう来たか、というワオ!というアイデアがいくつもあった。もっともアイデアからの練り込みや発展がもっと欲しい作品もあるが 審査ではそこを期待するという気持ちも込めた愛ある審査に。

議論する審査員: 

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審査委員長のデジタルハリウッドの杉山学長曰く、「今年で3回目となった「福岡ビジネス・デジタル・コンテンツ賞」。福岡のコンテンツ業界は、東京と異なり請負仕事が少ない分、オリジナルで勝負しなければ生き残れないという危機感があるとのこと。これが良い方向に出ていて、今年も非常に面白いアイデアが出てきた。
 また学生たちも九大を中心にユニークな提案が多く、最終プレゼンを楽しく観ることができた。
 全11組、プレゼント質疑応答で、3時間以上。そして審査員たちと別室で各賞を決めていったのだが、先が楽しみな作品が多く、審査員一同ハイテンションで終えることができた。
 この大賞の良いところは、賞をあげて終わりではなく、実際のビジネスに繋げるために、審査員たちが今後、それぞれ気に入ったグループのメンターとなり、面倒をみるところだ。
 大賞となった「ニコイチカメラ」は、ギャルについての地道な聞き取り調査から発想されたもの。シンプルなソリューションかつ実用性が高く、審査員の満場一致で、大賞となったのであった。」

というわけで、九州大学の北さんチームの二つのiPhoneを使って自分撮りできるアプリ「ニコイチカメラ」が優勝 ダウンロードして試してみて下さい。

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九州大の五十嵐先生曰く、「九大の北さんがみごと大賞とメンターのシュウちゃんから「しゅうちゃん先生賞」を射止めました。現在修士2年の彼女とは学部学生の時からの付き合い。僕の職場のセンター(QREC)主催のC&Cを元手に表彰アプリを開発。昨年5月には九大総長にもアピールしたところだったのだけど、、、これからもどんどん自分の可能性を試していってほしいなぁ。」

というわけで、小生の「しゅうちゃん先生賞」は北さんチームのメンターとして応援するというもの。

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打上後の、(左から)上野さん@福岡県、北さん@グランプリの女王、小生、審査員のMovida Japan嶋根さん

前回優勝の「しくみデザイン」社が伸びてる様に、北さんチームをバックアップするぞー(^^)

3月10日にはホテルオークラ福岡にて表彰式と受賞者プレゼンテーションの予定。

*五十嵐先生、嶋根さん、お写真ありがとうございます。

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