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連載「インキュベーションの虚と実」への反響 その2

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ダイヤモンドオンラインでの連載「インキュベーションの虚と実」 の第5回「なぜスゴそうな人も大ゴケするのか?テーマで間違うスタートアップ」が6月18日(月)に掲載されたが、第4回に続き、多くの反響をいただいた。ダイヤモンドオンラインで6/18アクセス4位、現時点で351ツイート、1470Facebookいいね。 なんとジャカルタでも読んでますよと声を掛けて頂いたり、多数のお声をいただき、感謝です。

一週間近く経ったところで、反響の中から少しばかり紹介します。

<Tweetから>

Gen Taguchi ‏@taguchi
「@shonjo ありがとうございます!そして、そちらの記事を拝読させていただき、ユーザーヒアリングを定期的に行うことにしました! → http://www.ideaxidea.com/archives/2012/06/user_hearing_week.html ユーザー視点を忘れずにがんばります。これからもいろいろ教えて下さい!」
Taguchiさんのブログは記事で例として紹介させていただきましたが、記事掲載後に早速のアクション・・・スゴイ!

shinsuke usami(宇佐美進典 ‏@usapon)
「ネットビジネスでは競争ルールが劇的に変わることが多いので有効となりやすい。『不確実なビジネス機会には、アクティブ・ウェイティング(active waiting=臨戦待機)戦略が有効なことがある。これは、活動しながら虎視眈々と待つというこ… http://bit.ly/KPz5hA」
Voyage Groupの宇佐美さんには、拙著「大企業のウェブはなぜつまらないのか」への書評につづいて、こういう指摘いただきました。

その他にも以下のようなコメントあり:

良記事。自戒を込めてRT笑~にしてもこのフレーズは痛い。~恋は盲目と言うが、起業家は自分の事業案にのめり込んで視野狭窄になっていることが多い。

「「リーン・スタートアップ」著者エリック・リースも「とにかくやってみよう」から脱却するよう唱えている」ええっそうなの?原著にあたるってだいじ。

「あったらいいな」と「ないと困る」の違いですなーー。

起業も社内の新規事業も要素は同じ。ダメな企画とこのコラムのダメな事例が驚くほど一致。すごく頷ける。

この記事は良く読んだ方が良い。なぜなら全てのビジネスに言えるから。

<Facebookコメント>

小林 清剛さん
本荘さんの素晴らしいコラム。
スタートアップが、目の前のトレンドだけに注目してサービスを創ると、後発の大企業に資本力で負けてしまうし、そもそも、そのトレンドを生み出している米国などのスタートアップに追いつくことは難しい。一方、世界のトレンドを大局観で捉えて、例えば、「2,3年後は必ずこうなる。」と将来に仮説を持って取り組むことスタートアップは、新規性や独創性があるサービスを生み出すことができる。ただ、顕在化していない事業機会に取り組むため、目の前のトレンドを追う場合よりも、創業メンバーを集めたり、創業時に資金調達をしたりと、事業を実現する難易度は圧倒的に高くなる。その難易度の高さを、事業ストーリーを熱く語り続けることで乗り越えることのできる起業家が、世界のスタートアップとも対等以上の勝負ができるのだと思うし、日本にもっと増えてくるといいなと思う。



また、この小生の連載と呼応するTechWave記事が同じ日に掲載されました。/イケてるアプリばかり作るな!地味なサービスにこそチャンスあり#IVS【湯川】 http://techwave.jp/archives/51750241.html @techwavejpさんから

「地味」というか"unSEXY"と言うかはありますが、かといって「こじんまり」にならないように。FedExのように、unSEXYだが世の中を変えた大事業もあるのですし。

なお、前回に続いて、この記事の一部は超交流会2010のセッションをもとに書きました。
Ust録画:超交流会2010 A会場「なぜ頭にイイ人も新事業で大ゴケするのか?」

第5回はすいぶん長かったので、次回は適切な長さにしようと思います。

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