マイクロソフト副社長の電子書籍コメントへの古川ツイート
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古川享さんが
『1月11日朝日新聞朝刊5面に「電子書籍、競争加速」の記事が、マイクロソフトの副社長D.ヒューストン氏(元日本法人の社長)の語りは、ハーバードMBA出身者にありがちな恐竜脳の如く、「電子書籍の専用端末と価格が変わらなければ、小型パソコンが指示されるのは明白だ」と...アホか?』
とのつぶやき。http://twitter.com/SamFURUKAWA/status/7611684532
小生もこの朝日記事を読んだが、古川さんと同感というかそれ以上だ。会社の方針でパソコンを推すというメッセージにしたかったとしても、こんなロボットでも言わないコメントはしないだろう。これでは思慮が足りない印象を与えてしまい、何も言わない方がよほどマシだ。MBA的にしても、本分野を含む多くの非コモディティ製品市場では、もはや価格での比較購買一辺倒ではなく、user experienceであり、さらにはcustomer perceptionが肝だと認識する必要がある。なんでもできるデバイスが購買時に選ばれるとは限らない、いや避けられることも多いのが現実だ。
この調子だと、Microsoftが iPhone / Nexus One や Kindle の対抗馬を出す線は薄いし、出してもZuneより苦戦するのではなかろうか。
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