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職場が元気になる?お土産

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お盆休みをふるさとや旅行先で過ごした方も多いはず。職場へのお土産を"どうしようかな~"と、考えていらっしゃる方も多いのでは?今日は、お土産選びに役立つ情報をご紹介します。

推奨される地方土産はどのように決定されるのか?

お土産を買いに行くと、種類も多くてどれを選ぼうか悩みますよね。そんな時に、"○○賞受賞"などと書いてあると、その賞が一体どういうものか知らなくても、安心感があって手に取りやすいということ、ありませんか?

よく見る○○賞というのは、「全国観光土産品連盟」という組織があり、そこで表彰されているそう。

実施要綱によるとこの審査には4つの部門があり、管轄省庁の大臣賞([1]菓子の部:厚生労働大臣賞[2]食品の部:農林水産大臣賞[3]民芸の部:国土交通大臣賞[4]工芸の部:経済産業大臣賞)と、関係する団体で賞を設け、次の7つのポイントで審査しています。

 

観光土産品にふさわしい
郷土色が豊かでデザインが優れている
品質が優れている
包装が優れている
携帯または輸送が便利である
衛生的なものである
価格が適正である

また、菓子・食品部門については、次の要件も基準とされています。
(1)必要表示事項・・・消費者の適切な商品選択の目安として必ず表示しなければならない事項を、容器または包装に表示すること。
(2)過大な包装の禁止・・・内容量を誤認されるおそれがある容器または包装を用いてはならない。(アゲゾコ・ガクブチ・アンコなど)
(3)特定事項の表示基準・・・あいまいな表現や消費者に過度の期待を抱かせるような表示をしないなど。
(4)不当表示の禁止・・・本物でないものを本物であるかのような表示、特定の原材料を使用していないのに使用しているかのような表示など。

(以上 第50回(平成21年度)全国推奨観光土産品審査会実施要綱より引用)

今まで詳しい基準を知らずに感覚的に判断していましたが、なるほど、安心感の理由は厳しい審査があってのことだったんですね。

 

横浜と言えば・・・

それでは、私の住む横浜では、どの商品(企業)が入賞しているかと言うと、平成21年度の入賞は『黒船ハーバー(ありあけ)/日本観光協会会長賞』でした。

今年は龍馬伝でも注目された黒船ですが、この黒船ハーバー、昨年、横浜開港150周年記念に合わせてリニューアルされたパッケージだそう。なかなかシブいパッケージです。(パッケージをご覧になりたい方は、ありあけのサイトを、本記事の後、参考情報欄にご紹介しています)

さて、このありあけ、一度倒産してしまい、ハーバーを製造する技術もなくなった時期がありました。しかし、「どうしてもハーバーが食べたい」という地元のファンと元社員、プレシアという会社によって再建されます。(再建の記事は、参考情報欄のヨコハマ経済新聞)

最初は店舗も持てず、デパートや駅のショッピングモールなどの催事場からの再スタート。夢中で取り組んできたことでしょう。今では、横浜市中区に素敵な本店(ハーバーズムーン)がオープンし、主要デパートはもちろん、市内のコンビニでも取り扱われるように。TVCMも復活しています。倒産した時には、今の状況は想像していなかったでしょう。

私はこの復活を知ってから、元気がない時は、ハーバーを見るとそれだけで元気になります。(笑)心にも栄養をもらえる感じです。パワースイーツかもしれません。

ということで、職場が元気になるお土産選び、してみてくださいね。。

それでは、よい週末を!

(参考情報) 

・全国観光土産品連盟 心に残るおみやげ http://www.miyagehin.com/kyougikai/index.shtml

・株式会社ありあけ ホームページ http://www.ariakeharbour.com/index.html 

・ヨコハマ経済新聞

「ハーバー」復活の次は「横浜情緒菓子」(2006年8月7日)http://www.hamakei.com/column/123

横浜銘菓ありあけの「ハーバー」が柳原良平さんデザインに(2009年5月6日)http://www.hamakei.com/headline/3973/

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