職場が元気になる?お土産
お盆休みをふるさとや旅行先で過ごした方も多いはず。職場へのお土産を"どうしようかな~"と、考えていらっしゃる方も多いのでは?今日は、お土産選びに役立つ情報をご紹介します。
推奨される地方土産はどのように決定されるのか?
お土産を買いに行くと、種類も多くてどれを選ぼうか悩みますよね。そんな時に、"○○賞受賞"などと書いてあると、その賞が一体どういうものか知らなくても、安心感があって手に取りやすいということ、ありませんか?
よく見る○○賞というのは、「全国観光土産品連盟」という組織があり、そこで表彰されているそう。
実施要綱によるとこの審査には4つの部門があり、管轄省庁の大臣賞([1]菓子の部:厚生労働大臣賞[2]食品の部:農林水産大臣賞[3]民芸の部:国土交通大臣賞[4]工芸の部:経済産業大臣賞)と、関係する団体で賞を設け、次の7つのポイントで審査しています。
観光土産品にふさわしい また、菓子・食品部門については、次の要件も基準とされています。 (以上 第50回(平成21年度)全国推奨観光土産品審査会実施要綱より引用)第 今まで詳しい基準を知らずに感覚的に判断していましたが、なるほど、安心感の理由は厳しい審査があってのことだったんですね。
横浜と言えば・・・ それでは、私の住む横浜では、どの商品(企業)が入賞しているかと言うと、平成21年度の入賞は『黒船ハーバー(ありあけ)/日本観光協会会長賞』でした。 今年は龍馬伝でも注目された黒船ですが、この黒船ハーバー、昨年、横浜開港150周年記念に合わせてリニューアルされたパッケージだそう。なかなかシブいパッケージです。(パッケージをご覧になりたい方は、ありあけのサイトを、本記事の後、参考情報欄にご紹介しています) さて、このありあけ、一度倒産してしまい、ハーバーを製造する技術もなくなった時期がありました。しかし、「どうしてもハーバーが食べたい」という地元のファンと元社員、プレシアという会社によって再建されます。(再建の記事は、参考情報欄のヨコハマ経済新聞) 最初は店舗も持てず、デパートや駅のショッピングモールなどの催事場からの再スタート。夢中で取り組んできたことでしょう。今では、横浜市中区に素敵な本店(ハーバーズムーン)がオープンし、主要デパートはもちろん、市内のコンビニでも取り扱われるように。TVCMも復活しています。倒産した時には、今の状況は想像していなかったでしょう。 私はこの復活を知ってから、元気がない時は、ハーバーを見るとそれだけで元気になります。(笑)心にも栄養をもらえる感じです。パワースイーツかもしれません。 ということで、職場が元気になるお土産選び、してみてくださいね。。 それでは、よい週末を! |
(参考情報)
・全国観光土産品連盟 心に残るおみやげ http://www.miyagehin.com/kyougikai/index.shtml
・株式会社ありあけ ホームページ http://www.ariakeharbour.com/index.html
・ヨコハマ経済新聞
「ハーバー」復活の次は「横浜情緒菓子」(2006年8月7日)http://www.hamakei.com/column/123
横浜銘菓ありあけの「ハーバー」が柳原良平さんデザインに(2009年5月6日)http://www.hamakei.com/headline/3973/