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日本や日本人って何だろう。改めて「海外」を考えるヒントを身近な話題から

ハーバード・ビジネス・レビュー「グローバル・マネジメントへの適合性を検証するチェック項目」 は、かなり使えそう

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今、発売中のハーバード・ビジネス・レビュー(2011/3月号)に掲載されている「世界で通用する人材の条件」では、「知的資本、心理的資本、社会的資本」という3本柱からなるグローバル・マインドセット診断なるものが紹介されている。

それぞれが3つの属性を持っており、全部で9属性76項目の診断を5段階評価で行うらしい。

知的資本の3属性
・グローバルビジネスの理解
・複雑性の認知
・コスモポリタン的な思考

心理的資本の3属性

・多様性への情熱
・冒険心
・自信

社会的資本の3属性
・異文化への共感
・対人影響力
・外交的手腕

記事の中では、診断サンプルとして各3本柱ごとに4項目で合計12項目の質問が紹介されている。

これら3本柱の能力の中でも、知的資本と社会的資本の2つは、訓練によってスコアを大幅に改善し適合性を鍛えることが可能らしい。

これぞ、「拙著で言いたかったこと」と膝を打った感じ。

「英語の公用語化」と言って表面的な英語の問題にとらわれることなく「もっと本質的なこと」を体験を通じて理解してほしいと思っていたことが、この「3本柱、9属性」の話であり、自分が伝えようとしたものは、それら9属性の能力を高めるトレーニング方法やノウハウだったのだと、頭を整理された。

ちなみに、LinkedInやFacebookの活用も、「社会的資本の構築手段の一つ」として語られている。

「心理的資本」が最も改善が難しいというのも、日本人に限らず「人間は急に変われない。変わるためにはmotivationが重要」という situational leadership の話につながってくる。

今月号は、プロフェッショナル「仕事と人生論」というタイトルであり、他にも読み応えのある記事が多かったので、引き続きご紹介したい。

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