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日本や日本人って何だろう。改めて「海外」を考えるヒントを身近な話題から

「世界ICTサミット2010」で使われた Ustream + Twitter

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6/14-6/15の2日間、日経新聞主催、総務省後援で開催されているのがこのイベントである。

今回は、本業の一環で社長講演の内容にも深く関わっており、
「会場に入れない方のためのUstreamによる生中継やTwitterでの生つぶやきを実施」という試みに対して、どんな反応が出てくるか、個人的にはハラハラ・ドキドキものでした。

現場の会場にも無線LANが設置され、「どうぞ、見たままを思う存分つぶやいてください」との状況。
「事業仕分けされる側って、こんな気分だったのかな」と思いながら、関係者席で各社の講演やパネルディスカッションを眺めつつ、手元のPCでTwitterの反応をチェックしていました。

幸いにも、弊社社長の講演については淡々と内容を伝えるものが多く、特に批判的なコメントもなく無事終了。
正直「ホッと一安心」。

一方、他社の講演については、かなり手厳しい意見も多く。。
内容の前にプレゼンスタイルの話になってしまい、
「やっぱり、体張っているベンチャーの経営者(特に海外)の言うことは違う」という感じの話になってました。

(参考 ハッシュタグ #ictsummit に講演各社の名前を追加して検索してみてください)

「いい反応も、悪い反応も増幅され、抽出されて出てくるものだな」と、改めて強く感じました。

で、終わってから「自分がイベントでこの仕掛けを使うとしたら。。」と考え直して見ると、Ustream+Twitterのパワーを見せ付けられ、企業での使い方としてかなり考えさせられた。

一言で言うと、「イベントの後、アンケートの集計結果が、見せたいものも見せたくないものもひっくるめて、そのまま露見してしまった」ような感じ。

しかもTwitter上のつぶやきなので、勝手に自社で削除することもできない。
Ustreamにしても、「あの資料は、現場の出席者だけに見せたかったのに。。」とか、「ちょっとした言い間違い」なども記録されて残ってしまう。。
「昔のTV番組の再放送を渋る役者さん」の気持ちが、少しだけ分かったような気がした。

とはいえ、生でなくてもイベントの出席者が事後的に勝手につぶやくことを止めることはできないだろうし、「もはや完全な情報公開コントロールなどできないものだ」と腹をくくるしかないのであろう。
それにしても、「よほど自身のあるコンテンツでないと、生公開で記録されるのは怖いなあ。。」と思い知った次第です。

こうなると、コミュニティの登録者だけに公開するようなClosedなTwitterが欲しくなる。

マーケティングイベントのようなものは、今後は、完全な会員制のClosedなイベントにするか、Ustream+Twitterでリアルタイムに積極全面公開するかの2極化していくことになりそうだ。
「中途半端な規模で、外部会場借りて採算会うの?」とイベントのROIを問われる局面も、これからは増えてくることになるだろう。

また、「講演がつまらなくなったので、生出席をやめてUstream+Twitterで仕事しながら見ることに変更しました」なんてコメントもある。
「仕事中にLive中継なんて見ない」と言われていたが、普及度についても考え直す必要性を思い知らされた。まるで10数年前に、「仕事しながらホームページ見てるなんて、仕事サボってるように見えるから誰もやらない」と言われたかのごとく。。

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