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日本や日本人って何だろう。改めて「海外」を考えるヒントを身近な話題から

インド人のヘッドハンターから電話があった。

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聞けば、あるアウトソーシング関係の会社が「Business Development Manager を探しているが興味はあるか?」とのことであった。

転職する気はなかったが、「今、あらためて日本に進出したがるインド企業」とか「現地(日本)ではなくインドのヘッドハンターの力量や如何に」というのが気になったので、会話を続けてみた。

クライアントである雇い主の会社の名前を聞くと、確かに日本ではまだそれほど有名ではないが、インド国内ではそれなりの存在感のある会社である。

ITビジネスの経験年数とか、マネージャー経験の有無、幾らぐらいの営業責任(ノルマ)を持って達成した売上金額は幾らだったか?などの型通りの質問が続いた。

話していて気がついたのだが、「随分と米国型資本主義の型にはめ込む質問だな」ということであった。

こちらの方は、結構真面目に、「期待されていた目標は上梓前の未発表製品やサービスなので、目標値も、売上げではなく見込み案件数で設定されており、、、」と事情を話しているのだが、全く聞く耳を持たれなかった。にもかかわらず、一方的に、「How much revenue did you achieved ?」と執拗に同じ質問を繰り返すばかりなのである。
それ以外にも、「Resumeを30分以内にメールで遅れ」とか、「上から目線」がどうも強いのである。「今、日本では夜で、外出先にモバイルに転送されているから、自宅に帰るまで後2時間はPCが見れない」などと言っても、聞く耳持たずであった。

恐らくは、上司から与えられた1次スクリーニング用のデータ項目をひたすら埋めようとしただけなのかも知れない。また、インド在住者からすると、「管理職レベルなのに通勤に1時間以上かかる?途中でPCが見れない(見る気がしない)」なとという状況は、信じがたいのかも知れない。(BlackBerryとか持ってて当たり前だろうとか。。)

が、あまりに機械的で一方的だし、こちらも本気でその企業に転職する気もないので、"Fact is fact. Please fill the sheet as you judge based on my comment. That is your job as recruiting agent " と、ちょっと突き放した応対をしてしまった。 悪いクセでもあるが、外人相手だと「日本人として舐められるのがイヤなので、必要以上に強気に振舞う」という習慣が、つい出てしまう。

このやりとりで、ある意味、「成長期らしい新興国のaggressiveさ」を感じたりもした。
もしかすると、1980年代後半の"Japan as No1" の頃に華々しく欧米に進出し現地欧米人を雇おうとした日本人は、「本社人事の言うとおりのスペックの現地人を探そうとして、こんな感じだったのかな?」と、ちょっと反省したりもした。

「xxx 人というstereo type ではなく、本人の個人としての資質で判断するべき」というのが、これまで外国人と仕事で付き合ってきた私自身のLearningである。が、インド人については、英語圏だけあって、やはり米国風資本主義の影響が強いかな。。と思う。特に、 middle managementレベルに達した人物は、結構、「欧米人以上に上から目線の人物もいるものだ」と感じている。

一方、最近の欧米人manager(特にデキる人物)は、経済の成熟化に伴いLeadershipとかMotivationなどのソフトパワーを意識しているか、意外にソフトな物腰であるような気がする。
「人種・文化を超えて相手に配慮しながらmotivationを引き出す」というのも、global companyのLeader としての資質なのであろう

結局、その後数週間経つが、このエージェントからの連絡はない。

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