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日本や日本人って何だろう。改めて「海外」を考えるヒントを身近な話題から

この度、デビューさせていただきます

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今まで、いくつかの職種・企業を経験してきましたが、その背景にあるのは「日本とグローバル」という問題意識でした。

社会人のスタートであった「お役所勤務」時代では、日本が海外に出て行って叩かれる、「80年代後半の貿易摩擦、それを回避するための海外移転」の時代でした。

その後、経営コンサルティング会社時代には、コストや規模で勝負するグローバル企業と、高付加価値戦略を好むものの同業者同士で同質的競争に陥る日本企業の特徴を強く認識しました。

IT業界に移ってからは、本社の開発部門とお客様の間で板ばさみになりながら、「日本市場の要求水準に応えることは、決してオーバースペックではなく、将来必要とされる水準を先取りしたR&Dである」と突っ張り、「日本人・日本市場=学習の場」という存在感を見出そうと心がけていました。

グローバリゼーション”2.0”と名づけたのは、80年代の「Japan as No1」と言われたころとは異なり、「ガラパゴス化する市場、中国に抜かされてJapan as No3、必死に建て直しを図る欧米に比べて日本は。。」など、新しい時代の中で「日本”人”としての存在感」を自分なりに身近な話題から考えてみたいと思ったからです。

自分自身でその答えを見出すべく、この1-2年は年甲斐もなく「自費留学」に身を投じ、海外のエリートが何を考えているのか?についても実体験を得てきました。そんな話題からも折に触れて言及していきたいと思います。

皆様、お見知りおきください。

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