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『世界地図の下書き』を、実際に描いてみよう

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『世界地図の下書き』という本を読みました。児童養護施設で一緒に暮らす5人の子どもたちを中心に、家族という最大のコンプレックスについて、それぞれの事情を成長を通じて自分たちで解決していく姿を描いています。この物語でキーになるのが「願いとばし」というスカイランタンを上げる行事です。実はその関係で、編集部より美作市上山集楽での活動にご連絡をいただいたことがあります。




世の中で自分の思い通りにいくことなんてほとんどありません。逃げたり挫けたり、あきらめたりすることだってあります。それでもその先には等しく道が続いています。嫌な人もいるけれど、それと同じくらい好きな人だってできます。希望というのは、そんな泣き笑いの繰り返しの先にあるのかもしれません。この本から感じられるメッセージとは、そんなリアリティのある人生の機微から自分の目に見える世界が変わっていくことを示しています。


上山集楽という限界突破集落における価値観というのも、まさにそこに立脚しています。つまり、与えられた条件であったり、自分の思い通りにならない環境に一喜一憂するよりは、まずは自分自身ができることをやりながら得意分野であったり自分の役割を見つけていく生き方が、結果的には全体にとっても活力のある地域社会をつくっていくということです。世の中とは上手くバランスが取れていて、適切なタイミングに適切な役割を持つ人が現れるということを結構な頻度で経験しました。


もちろん、新たな出会いに対して警戒したり、機会に対して臆病になったり、自分自身の心持ちが整わないこともあるでしょう。けれどもそんな直感的な違和感というのも、割とバカにはできないサインなのだということも分かってきました。それは子どもの頃であったり、様々な経験の積み重ねの中から得られた蓄積とも言えます。小さな頃から描いてきた「世界地図の下書き」は、大人になっても結構な影響力を持っていると思うのです。


夏休みはちょうど、様々な思い出のある季節ですね。今の自分を形作っている価値観の原点を思い直してみるのも悪くないかもしれません。あの頃思い描いていた未来から、随分と遠くまで来ました。








当エントリに関連する過去エントリは以下のとおり。

自分たちの桃源郷を自分たちでつくる
僕らが創る、新しい社会
日本の限界集落が必要な理由

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