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メディアプランナーのつぶやき。ITおよび製造業のマーケティングについての考察。ときどきマンガとアニメ。

続・Google本社のホワイトボードの使い方「日本の製造業を元気にするには?」

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以前Google本社のホワイトボードの使い方というエントリを書いたのだが、実際にやってみたのでご報告。果たして「現在進行系のアイディアを書いておくと、通りがかりの人々がアイディアを足してゆき、ブラッシュアップされる」というのは実現したのか。

  • ホワイトボード        :会社で余っていたものを拝借
  • 置いた場所         :右隣のデスクが空き机だったので、そこを占拠
  • テーマ       :「日本の製造業を元気にするには?」
  • 書いてくれた人数:7~8人
  • コメント数     :約40(うち半分以上は自分で書いたもの)
  • 期間        :約3週間

まず結論から言うと、勝手に書いてくれた人はほとんど居なかった。このアイデアに乗ってくれそうな人に、「書いて」と依頼しなければここまで書き込みは広がらなかった。一からこの仕組みを根付かせるのは結構大変だと思う。

ただ、自分が仕事をしたり、出かけている最中に、自分の考えから誰かの発想が広がっていくのが可視化されるというのは面白い。期間も長いので、ブレストで一斉に意見を出し合うのとはまた違った広がりを感じる。ブレストはその場にいるメンバーでアイデアをどんどん深堀していくのに対し、こちらの据え置き型のホワイトボードは、社内の様々なメンバーからのアイデアがゆるく広がっていく印象である。

特に見られてまずい要素は無いと判断し、下記に公開する。

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[日本の製造業を元気にするには?]

実は、書き込まれた内容は、大小を問わなければ既に取り組んでいる内容がほとんどだ。「思考が自社サービスに偏っている」のか、それとも「今やってることをもっと注力するべき」ということなのか。

あとは、
「技術を競い合う場、見せ合う場をつくる」
「エンジニアの地位向上」
「地方エンジニアの活性化」

などは個人的にも気になっているところ。特に、地方のニーズにはWEBで応えられることが大いにあるのではないかと考えている。

ちなみに、このホワイトボードの運用面での難点は、あとあと誰が書いたか分からないこと。書き込まれた内容についてもっと詳しく聞きたいと思ったら、弊社であればTwitter普及率が高いのでTweetすれば見つかる可能性があるが、他の会社はそうはいかないだろう。

とは言え、そもそも自分のアイデアなんだから、ヒントを貰ったならあとは自分で考えろと割り切るのも1つかもしれない

今後もいくつかテーマを変えて試してみたいと思う。

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